【富山県の石】県の石はなに?県内でしか採れないレアな石も
どうも、編集長のサクラです。
突然ですがみなさんは、各都道府県に「県の石」があることをご存知だろうか?
実は日本地質学会によって2016年に制定されたもので、わりと最近なんです。
となると気になるのが「富山県の石」
そこで本日は、その石を3種類紹介します。
画像引用 「日本地質学会」より
その名も『オニックスマーブル』
約1600万年前の火山性噴出物の上に発達した炭酸塩岩。
日本では宇奈月でしか採掘されない珍しい岩なのだ。
国会議事堂にもあり、その他、銅像台座や階段壁などに使用されるという。
富山県の宇奈月でしか採掘されないということで、富山県の岩石に認定だ!
その名も「十字石」
鉄やマグネシウムなどを含むアルミニウムのケイ酸塩鉱物
著しい風化で生じる酸化アルミニウムに富む泥岩が、大陸衝突帯深部の温度圧力条件で変成される。
富山県の天然記念物に指定され、採取が禁じられるほどのレアさだ。
宇奈月にある十字石が最も明瞭な形なため、富山県の鉱物に認定だ!
その名も「八尾層群の中新世貝化石群」
日本海形成時に推積した化石。
特に富山県八尾地域では、貝類化石とともにマングローブ植物の花粉化石が見つかったことにより、古生物学的研究に大きく貢献したとか。
その貢献度から富山県の化石に認定だ!
ということで、そもそも県の石が存在するなんて知りませんでしたが、それぞれの都道府県で違う石が採れるというのは面白いですね。
ぜひ将来は石拾いを趣味にして、老後をまったり過ごしたいです。