とやまNo.1情報ウェブサイト

富山の遊び場!

【富山県の石】県の石はなに?県内でしか採れないレアな石も

公開日
更新日
執筆者
SAKURA

どうも、編集長のサクラです。


突然ですがみなさんは、各都道府県に「県の石」があることをご存知だろうか?

実は日本地質学会によって2016年に制定されたもので、わりと最近なんです。

となると気になるのが「富山県の石」

そこで本日は、その石を3種類紹介します。


1. 富山県の岩石



画像引用 「日本地質学会」より

その名も『オニックスマーブル』

約1600万年前の火山性噴出物の上に発達した炭酸塩岩。

日本では宇奈月でしか採掘されない珍しい岩なのだ。

国会議事堂にもあり、その他、銅像台座や階段壁などに使用されるという。

富山県の宇奈月でしか採掘されないということで、富山県の岩石に認定だ!


2. 富山県の鉱物


その名も「十字石」

鉄やマグネシウムなどを含むアルミニウムのケイ酸塩鉱物

著しい風化で生じる酸化アルミニウムに富む泥岩が、大陸衝突帯深部の温度圧力条件で変成される。

富山県の天然記念物に指定され、採取が禁じられるほどのレアさだ。

宇奈月にある十字石が最も明瞭な形なため、富山県の鉱物に認定だ!


3. 富山県の化石


その名も「八尾層群の中新世貝化石群」

日本海形成時に推積した化石。

特に富山県八尾地域では、貝類化石とともにマングローブ植物の花粉化石が見つかったことにより、古生物学的研究に大きく貢献したとか。

その貢献度から富山県の化石に認定だ!




ということで、そもそも県の石が存在するなんて知りませんでしたが、それぞれの都道府県で違う石が採れるというのは面白いですね。

ぜひ将来は石拾いを趣味にして、老後をまったり過ごしたいです。

SHARE

Recommendedおすすめ記事