富山市は本当にカラスが多いのか?対策調査とプロジェクトを考察
どうも、編集長のサクラです。
突然ですがみなさんは、富山市をふと歩いていると、ビルにたくさんのカラスがいるのを見たことはありませんか?
わたしもあまりにカラスがたくさんいたものだから、SNSでつぶやこうと思ってカメラを向けたところ、こっちにカラスが向かってきました。
あまりの恐怖に「ぎぁー!!!」と叫んだところ、カラスも「ぎぁー!!!」とビビって逃げてくれました。
それどころか近くのビルにいたカラスの群れすらも逃げて行きました。なにこれ。
それでちょっと富山市のカラスについて調べてみると、実は平成16年から「富山市カラス対策プロジェクトチーム」が発足してようなんです。
やっぱ、昔からカラス多かったのね。
ということで本日は、そんな「富山市カラス対策プロジェクトチーム」の活動内容をまとめてみました。
平成17年の調査では、富山市の城址公園周辺で約6000羽のカラスが確認されたという。
・・・めっちゃ多いな。
普通、何羽くらいなのかわかりませんが、動物園に6000羽のカラスがいたら多いと思うので、多いのでしょう。
調査結果によると、富山市のカラスのねぐらは、主に、城址公園とその周辺ビル屋上。
その他の護国神社、神通川、稲荷公園、東中野公園、呉羽山、常願寺川は、ねぐらとなっていなかったようです。
なんでそんな城址公園に固まるんよ。
富山市では、大きく3つの対策を行った。
①ライトアップ
点灯したままだと、慣れやすいがセンサーなどで不規則な点滅をさせることで効果がみられた。
②防鳥糸
物理的に止まれなくなるため、効果の持続性が高く、慣れにくい。
③アラームコール
短期的な効果は見られるが、長期になれば慣れによる効果の低減が考えられる。
しかしながら、カラスの慣れ等により、次第にその効果が減少してきており、平成18年度から特別に許可を得て、城址公園内に檻を設置してカラスの捕獲を実施しているようです。
・富山市の街中には、たくさんのカラスがいる。
・特に城址公園周辺地域は、大規模ねぐらとして利用されていた。
・街中ということで、即効性のある対策は難しい状況だが、カラス等のふん対策は、定期的に除去作業を行なっている。
ということで、今後も有効な対策を模索しながら、粘り強くカラス対策を行っていくとのことが富山市のホームページに書かれていました。
なんていうか、同じ生物として駆除するってのは人間の方が恐ろしい存在かも知れませんね。