富山駅に近いフレンドリーなairbnbの宿が一時帰国にも最適!
こんにちは、お初にお目にかかります。富山出身のブロガー、ツバキです。
現在アメリカに本拠地があり、生まれ故郷富山へは時々一時帰国します。
今回、富山で約1週間お世話になったairbnbのお宿は、一時帰国者(日本風に言うならば短期滞在者)のニーズにピッタリ応えてくれる場所だったので、似たような境遇の方には是非ご紹介したいと思います。
出張で短期滞在先を探している方にもぴったりです。
最近流行のairbnbってご存知ですか?「そのアルファベット6文字は何と読むの?」という声が聞こえそうですが、これは、「エアー ビーアンドビーと読みます。」
B&B(=bed and breakfast 短くしてビーアンドビーと呼ばれる)はアメリカの民泊のことです。B&Bは日本の旅館のように夕食は出してくれません。出してもらえるのは朝食だけ、つまり、夜寝るためのベッドとブレックファストだけ提供してもらえる、というのが本来の意味なんです。
airbnb=air bed&breakfast、つまり、ホテルならちゃんとしたベッドがあるけれど、民泊だからエアーベッド、っていうネーミングが洒落てますね!アメリカではよく来客用としてエアーベッドを買います。
このairbnb、フェイスブックと同じでもうすでに世界的なネットワークなんですよ!
富山にもとうとうできたんですよ。暮らすように泊まれる民泊airbnb, T-Portが。
富山に滞在するならおすすめのairbnb, T-Port
しかも富山駅から歩いて15分、市電(セントラム)に乗れば10分かかりません。静かな住宅地にある賃貸マンションの中の3部屋がairbnbになっています。
料金はお財布にやさしく1人1泊3千円以下。2人で泊まれば2千円以下。しかもプライバシー重視の個室(まるまる貸し切り)でバス、トイレ、食器と鍋釜、電子レンジつきの小さいキッチン、冷蔵庫、テーブルとイスつき。もちろん、インターネットは使い放題、薄型で32インチのテレビ見放題。しかも、ベランダに洗濯機があり、階下では乾燥機も使えます。
どうです?海外からはるばるやってきて1泊や2泊で帰路につけない私たちには、持って来いのお宿じゃありませんか?
ホストはとってもフレンドリーな小松さんご夫婦。
airbnbのホストですからね、ついたその日にもういろんなお話して、お世話になりました。ご主人はアメリカに留学した経験をお持ちなので、英語OK。なので、海外からもドンドン宿泊客が訪れるそうです。
根が親切な方たちですから、私たちの方に困ったこととか特別な事情があったりすると親身に相談にのってもらえます。衣類乾燥機も、日本には「ない」って当たり前ですが、「ある」のが普通の海外(アメリカってそうなんです。)から見えるお客さんのために購入されたそうなんですよ!
それに、母国へ電話したい旅行者のために、無料~格安で国際電話ができるインターネット電話を最近設置されました。なので、私はアメリカの家族へ何度も無料で電話することができました。本当に「至せり尽くせりのairbnb」です。
ロケーションが富山駅に近いので、富山市役所、富山中央郵便局やみずほや北陸銀行など大手の銀行、富山城、老舗デパートの大和、ショッピング街の総曲輪通り、フェリオ、映画館、レンタカー屋などに近く、大体の所へは歩いて行けます。
アメリカではドアツードアで車なので、これくらいの距離は歩くのがむしろ健康的でいいです。
富山ではちんちん電車と呼ばれる市内電車、セントラムの乗り場がT-Portからならすぐそこ、歩いて2分ほどです。
日本には残り少なくなったこの路面電車、富山ではまだ市民の足としてしっかり走っています。最近は車両もオシャレになって、「乗る用事がなくても乗りたい」気分にさせられます。
それから、忘れてはならないのが、T-Portからなら松川べりにもすぐ行けるということです。
この松川というのは富山市を横切る小さな川なのですが、富山市民なら誰でも 知っていて、春の桜の観光名所としては天下一品の場所です。遊覧船も走っています。
夜桜見物には毎年大勢の観光客が!ここの夜桜はこの世のものとは思われない美しさです。
サクラの見ごろって、その年その年で多少違いますよね。なので、私なら3月25日頃から10日ほどの日程でT-Port で富山滞在!とかしますね。そうやって、3分咲きのころから晴れの満開までずっと松川べりを朝は散歩、夕べは夜桜見物なんてできたら最高です。
春の一時帰国はいいです。桜はナンバーワンの魅力ですが、ナンバーツーは生の竹の子が頂けることです。アメリカでも水煮した竹の子は買えますが、水煮されたものはせっかくの竹の子の風味がほぼ失せていて何の魅力もありません。皮を剥いたらあく抜きもせずにざくざくと切って、そのままみそ汁に入れる、ちょっとうす揚げも散らす、というのがわが家流です。
いくら富山城の真ん前のクラウンプラザホテルが良くても源泉掛け流しのいい温泉宿でも、そんなことできませんからね。私が選ぶのはちゃんと人の顔が見えて、キッチンのあるairbnbです。だから私は小松さんに言ったんです。「こういうairbnbを富山に作って下さって有り難うございます」って。
それからそれから、これこれ、スーパーマーケット。駅からT-Portにたどり着いたら、そこからさらに3分歩くといたち川に出ます。
そこにかかる雪見橋(いい名前でしょう?いたち川にはこの橋の上流にさらに月見橋、花見橋があります。合わせて、雪月花を渡ったら、左手にはつい最近できた大きな食品スーパー、大阪屋ショップがあります。
富山の人なら誰でも知っている、富山で一番安いスーパーが「大阪屋ショップ」です。
品揃えがほしいなら他のイオンやなんかへ行ってもらっていいです。でも、毎日の食材をお手軽に安く仕入れようと思ったら、絶対ここ大阪屋ショップ。
お総菜の数は豊富で、お弁当も安い!握り寿司のパックには感激。甘エビなど6貫入って298円ですよ!スシの好きなアメリカ人がこれを見たらきっと「Oh, My God!!」と言って、その辺に住むことを考え始めるかも知れません。
富山は、お米はあのコシヒカリ、日本酒は立山、満寿泉。フクラギ、甘エビ、カニなど魚介類は豊富で安く、美味しいモノをリーズナブルに楽しむには持って来いの土地柄です。
冬場は特に、ガンドブリはじめ冬の魚が美味しくなります。東京から来る旅行者は120円で食べられる富山の回転寿司のネタの新鮮さに目を剥くとか聞きました。富山駅では富山でしか食べられない繊細な味、シロ海老の天丼を一度食べたい旅行者が長蛇の列を作っています。
富山中心地の繁華街、アーケードになっているので雨の日でも傘いらずで楽しく散歩できる総曲輪通りにある地場もん屋には、富山ならではの名産品、朝どれの野菜や生産者の名前入りの手作りの食品、切り花などが毎日並んでいます。
富山の繁華街にいながら、(地下何百メートルだか忘れましたが、)富山の深い所から取水する天然温泉へ日帰り温泉で行って、ゆったり時間を過ごすこともできます。
1995年、富山市呉羽に創設された名門桐朋学園音楽大学の大学院とオーケストラ・アカデミーをご存知でしょうか。桐朋と言えば日本が誇る世界の指揮者、あの小澤征爾を輩出した音大です。大学のメインホールは富山駅の北口正面にある豪華なオーバードホールで、秋はちょうど定期演奏会のシーズンです。
写真 桐朋オーケストラ・アカデミーHPより
そんなぜいたくな時間の流れる富山です。時間を気にせず、ゆっくりと富山を楽しむにはあの暑苦しい夏より、晩秋からが丁度いいです。
このT-Portでは、冬季限定で10%割引宿泊ができます。私ツバキがそういうことにしてきました(笑)。冬季=2月末までです。
好きな期間だけ借りられるアパート T-Port
(おそらく、小松さんはT-Port が10%割引(冬季限定)なんて広告は出されないでしょうから、この機会にT-Port に滞在したいとお思いの方は、「ツバキがそう言ったから」と必ずお伝え下さい。最悪、1泊からでも大丈夫です。ただ、退出時に別途清掃費が少々かかりますので、期間が短いと割高になってしまう点をご了承下さい。 )
では、皆さん、富山を満喫されて下さいね!