56年の歴史に幕を下ろす昭和の世界「シネマ食堂街」
どうも、Toyama Media Creatorのサクラです。
最近、とっても綺麗になった富山駅周辺。
なんかこう綺麗だとワクワクしますよね。
しかし、その一方で、壊れてしまう。
そう、富山駅前の懐かしい昭和のままに維持されている場所がなくなるというのだ。
ということで、ぼくは今富山駅前に来ています。
ビルなどが並び、一見、そんなところはないように思えます。
ただ、情報をたよりにここから徒歩2分程度のところにそれはあった。
それが、「シネマ食堂街」
実はここには富山シネマという映画館があったのだ。
しかし、現在この映画館は閉館しているのですが、名前にそのまま残っているのです。
ちょっと通路に入った瞬間、この哀愁です。
これ大丈夫ですかね。
ちょっと酔っぱらったおじさんに絡まれないか不安です。
すると看板を見つけました。
「シネマ食堂街 昭和がここにある!」
もう、アミューズメント化されてます。
あと、よく見ると、この黒いおじさんの名前は「キネマン」でした。
なにかアミューズメント的なものを探してみることに。
すると鳥居の奥に、きゃわぃいネコちゃんが現れました。
癒されるぅー!!!
きっと、ここらへんのお店の人が食べ物あげてるから住み着いてるんじゃないかな。
こういう昭和の感じはいいですね!
ただ、本当のアミューズメントは、そんなネコちゃんとかではありません。
今、ここは飲み屋街となっており、その証拠に見てください。
「のんべぇ」という完全にべろべろに酔いそうなお店がありました。
もう最後だ、今日はパァーッとのんべぇになるぞ!
・・・昼なので、一軒も開いていませんでした。
なんだそれ。
帰りには、めっちゃコワいポスターを見つけました。
いや、誰の手だよ。
コワいコワい。
ただ、これも懐かしい景色の一部なのですね。
ということで、昭和をすぎてから30年近く経とうとしてますが、このエリアだけはその時のままでした。
それほど大きなエリアではないですが、もう見ることができなくなるので、ぜひ足を運んでみてください。
なんか心に哀愁が漂います。
ちなみに、最後の写真は、駅前にあった「映画 E.T.」みたいな手のやり取りです。