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【浮田家住宅】ロケ地にも使用される富山の旧家に行ってきた

公開日
更新日
執筆者
SAKURA

どうも、編集長のサクラです。


突然ですがみなさんは、富山県の旧家である「浮田家」をご存知でしょうか?

名前だけ言うと、普通にそこらへんの近所のおばあちゃん家のような感じですが違います。

実は浮田家は、加賀藩役宅として建てられたものすごいお金持ちの民家なのです。

ちなみに旧家とは江戸時代から続く、すごい家系の人達、つまり貴族です。

ヨーロッパとかの貴族の家なんかは、それはそれは入館料とかすごくかかりますが、富山県の貴族の家は敷居が低くサクサク探索できちゃうんです。

そこで今回は、そんな富山県の旧家の1つである浮田家について紹介していきたいと思います。

目次


1. 浮田家とは
2. 場所
3. 開館時間
4. 料金
5. 行ってきた
6. まとめ





1. 浮田家とは


画像引用 「富山市HP」より

浮田家は、加賀藩役宅として、江戸時代中期の豪農民家の建築様式を当時のままに残す貴重な建造物です。

堂々たる表門、茅葺き屋根の立派な主屋、池や築山を配したしっとりとした趣の庭園、松やヒノキを惜しげもなく用いた梁(はり)、随所に威厳と気品を感じることができます。

浮田家は、立山・黒部一帯の山林保護と国境警備をつかさどる加賀藩の奥山廻役を代々務めてきました。

現在は茶室としても利用されており、ここでいただく一服はさぞ格別の味わいでしょう。




2. 場所

住所
富山県富山市太田南町272

電車の場合
JR富山駅から地鉄バス「大場、富山斎場行」で20分「太田」下車、徒歩3分
JR富山駅から地鉄バス「国立高専行」で25分「西本郷」下車、徒歩約5分

車の場合
北陸自動車道富山ICから車で10分
無料の駐車場が20台分あります。






3. 開館時間

営業時間
9:00~17:00(入館は16:30まで)

休業日
月曜日、祝日の翌日(土・日曜日は開館)、年末年始(12月28日~1月4日)、その他臨時の開館・閉館あり




料金

個人:大人100円 小人50円
団体:大人80円 小人40円(20人以上)
※茶室使用料 1日1回3,150円




5. 行ってきた

ということで、そんな浮田家に来たわけですが・・・。




めっちゃリフォームしてた。


どこの工事現場ですか。浮田家はどこだよ。

とは言ってもしょうがありませんので、行ってみたいと思います。


表札には、「浮田家住宅」と書かれていたので、きっとここは浮田家に違いありません。

外観はあれですけど、中はきっとそのままなはずです。

それでは家の中に入ってみましょう。入館料は100円と激安でした。


館内はかなりシンプルで、もう何もないという感じです。

ちなみにわたしは冬の季節にやってきたのですが、外よりも館内の方が寒いというよくわからない現象が起きていました。

そして暗い。そういえば、昔の家ってあんまり窓がないんですよね。


そうして、もちろんわたし以外にお客さんがいなかったので、受付のおばあちゃんに案内してもらいました。

おばあちゃんも人が来たから、ものすごく生き生きとしています。

ちなみいこちらは水琴窟といえば、地中に作りだした空洞の中に水滴を落下させ、琴のような音を奏でるものです。

第三者から見ると、おばあちゃんとデートしているように見えますので、そういうことをしたい人にはおすすめです。


また富山の旧家は、よく映画に使用されます。

ここ浮田家も過去に何度か映画やドラマの撮影に使われており香川照之のサインもありました。

めちゃくちゃ若いですね。


また、この浮田家は黒柿という貴重な材木を使用しており、前処理に4年、後処理に4年。合計8年の年月を費やし完成されるこの材木は、金持ちの特権となっています。

うーん。あんまり良さがわかりません。

しかしよくよく考えてみるとルイヴィトンとかエルメスもあんまり良さがわからないので、わたしの目が腐っているのだと思います。


続いて、こちらのトイレがどうやらすごいようです。(おばあちゃんのテンションが一番高かった。)

現在は使用不可なのですが、これは模様の入った大変貴重な便器だそうです。

わたしは今まで、貴重な便器というモノを見たことがなかったので、これにはカルチャーショックを受けました。

家宝が便器とかカッコ良過ぎませんか?


あんまり展示物はないものの、映画撮影やイベントとかでも使用される浮田家。

浮田家は他の旧家と違って、富山県ではなく、富山市が管理する文化遺産なのです。

そのため、受付のおばあちゃんの悩みは、「もっとお金をかけてリフォームしてほしいわ。」とのことでした。

やっぱり県が管理する方が、お金をかけてくれるんですね。




6. まとめ

ということで、まだまだ整備途中の浮田家に来てしまいましたが、おばあちゃんの優しさに触れることができました。

庭もこんな感じで、まだまだですね。

文化遺産なので、素人であるおばあちゃんが整えることができないんだそうです。

それならもっと入館料をとっても良さそうですが、100円だからこそ人が来るのかもしれませんね。

ADDRESS 富山県富山市太田南町110‎
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