【厄払い鯉の放流 2022】神の化身、庄川の主を祀る奇祭
毎年、富山県の砺波市で行われる奇祭「厄払い鯉の放流」
この祭りは、1816年(文化13年)にさかのぼります。
昔から「神の化身、庄川の主」とされていた鯉を神饌として供えた際、長時間の神事が終了してもまだ鯉が生きていたことから、この鯉の生命力にあやかるとともに身の厄を託し、御神酒を飲ませて庄川に放流したのが起源とされています。
今日にいたるまで、厄年にあたる老若男女(男性は、数え年7、13、25、42、61歳、女性は、数え年7、13、19、33、61歳)が「長寿」「学業成就」などを願い、御神酒を与えられた鯉に一人ひとりが手を触れ、庄川へ放流しています。
開催日
2022年1月7日(金)
開催時間
午前11時ごろ~
住所
富山県砺波市庄川町金屋
電車の場合
あいの風とやま鉄道高岡駅から加越能バスで庄川支所前下車、徒歩15分
JR城端線城端駅から砺波市営バス金屋東下車、徒歩10分(土日は水記念公園前下車、徒歩2分)
車の場合
北陸自動車道砺波ICより国道156号線で庄川町まで約15分
例年、子どもたちを始め、一般に募集している鯉の放流体験につきましては、今年はしないようです。
しかし「開運七福鍋」の振る舞いは、行われますので、興味のある人は行ってみてください。