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富山第一が決勝へ!PK戦を5-3で制し、星稜と北陸対決!

公開日
更新日
執筆者
SAKURA

どうも、Toyama Media Creatorのサクラです。


富山第一が全国サッカーの決勝へ進出しました。

11日に国立競技場で行われた全国高校サッカー選手権大会準決勝の富山第一(富山)と四日市中央工業(三重)の試合は、2-2からのPK戦を5-3で制した富山第一が勝利し、初の決勝進出を果たした。


富山第一にとっては、前後半で2度リードを奪いながらも追いつかれる嫌な展開で迎えたPK戦だったが、試合終了間際に投入された“PK職人”ことGK田子真太郎が期待に応える活躍で見事1本を止め、あとは5人全員が落ち着いて決めて勝利を手にした。


その田子を「お調子者で、おだてれば木に登る性格の持ち主」と語る大塚一朗監督は、今年のチームを立ち上げた当初から「お前はPK職人だ」と暗示をかけていたのだという。実際、昨夏の大学生との練習試合でPK戦を導入した際、PK職人の活躍で3試合に勝ったという。


決勝進出を引き寄せたビッグセーブについて田子は「助走の時から読んだというか、パッとみて『あっ左だ』と思いました。

ボールを置いた時の足の置き方と助走で『左に来るな』と思ったので、あとは思い切り飛びました」と説明する。


大塚監督は会見で、PKストップの技術的アクションについて「秘密」と煙に巻いたが、田子自身は「口でうまく説明できないのですが、ボールの蹴る方向が何となくビビッと来るというか、予測できます」と明かす。

とはいえ、先発GKの高橋昂佑に話を聞くと、田子も感覚だけに頼ることなく登録GK3名で四日市中央工のPK戦のビデオを見てキッカーのコースや癖を分析し、そのデータを共有していたという。


富山第一のPKの蹴り方を見ても「選手権の勝ち上がり方」の一つであるPKに絶対の自信を持っていたのは明らか。

主審の笛が鳴ってもすぐには助走に入らず、自分の間とタイミングでスタートし、GKにコースを読まれたとしても決めきれるだけの高さとスピードを持ったキックを全選手がしていた。


もちろん、個のタレント性やチームとしての攻守のバランスなど富山第一の総合力が高いのは間違いない。

だが、やはり選手権を勝ち上がるためにはPK戦への準備と田子のようなPK職人の有無が必要不可欠な要素であることをこの準決勝は示していた。

引用 「Yohoo!news スポーツナビ」

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