【レジ袋有料義務化】富山のモデルが法律に!プラスチックごみの削減
どうも、編集長のサクラです。
突然ですがみなさんは、スーパーに行ったときにレジ袋の有料が普通だと思っていませんか?
実はコレ、富山県のみが県規模で踏み切った取り組みなんです。
そしてこのたび環境省は2019年6月に、プラスチック製レジ袋の無償配布を禁止する法令を速やかに制定すると発表し、なんと富山県がモデルとなるようです!
レジ袋の有料化は、世界的に問題となっているプラスチックごみの削減に向けた動きとなっています。
スーパーやコンビニエンスストアなど、レジ袋を利用する事業者を一律に対象にするもので、法律でレジ袋を使う際は有料化を義務づけられるということ。
そしてレジ袋の無償配布禁止の法令制定に向けて、ついに国が動いたことになります。
実は都道府県単位で全国で初めてレジ袋の無料配布廃止をスタートさせたのが富山県です。
開始したのは2008年4月。
いまではマイバッグ持参などが当たり前になっているのですが、それは富山県に住んでいるからなんです。
富山県では、無料配布の廃止後、マイバッグの持参率が92%と、平均で9割を超えています。
国は、この「富山方式」を参考に新たに法律を制定し、スーパー、コンビニ、ドラッグストア、百貨店などの事業者を一律に対象とする予定。
もちろん、最初からレジ袋有料化の取り組みが支持されていたわけではありません。
むしろ、9割以上の店舗が「有料化するつもりはない」とかたくなだったそうです。
しかし、できるだけ多くの事業者、行政を巻き込むことで一斉にレジ袋の有料化を実現することができたのです。
ということで、このように富山がモデルとなることで、富山県が環境に優しい取り組みをしていることのPRにもなりますね。
山や海と自然豊かで、真面目な性格の人が多い富山だからこそスタートを切ることができたのかもしれません。
今後とも自然を大切にしていきたいですね。