【売比河鵜飼祭2023】和歌でも詠まれた歴史ある漁を富山で
毎年5月下旬に富山市で開催される『売比河鵜飼祭』
鵜飼といえば岐阜県や京都府などが有名ですが、ダイナミックな鵜飼が富山県でも見られるんですね。
奈良朝の天平時代のこと、国司大伴家持が国内巡察の際、売比河(現神通川)で鵜飼い漁(鵜川立ち)を和歌に詠みました。
その故事にちなみ、鵜飼い漁を古式にのっとり現代の世に復活させたものが「売比河鵜飼祭」です。
鵜飼の本場より招かれた鵜匠による、2種類の鵜飼漁を実際に見ることができます。
和歌によまれた「徒歩渡り(かちわたり)漁」は、川沿いに歩きながら行う漁。
現代の「川舟(かわふね)漁」は、船からかがり火を吊り下げて川面を照らしながら行う漁で、幻想的な雰囲気を味わうことができます。
会場
富山市婦中町島本郷イノベーションパーク横
住所
富山県富山市婦中町島本郷
車の場合
北陸自動車道富山ICから車で15分
電車の場合
JR高山本線婦中鵜坂駅から徒歩5分
開催日
2023年5月20日(土)
開催時間
17:00〜21:00ごろ
鵜飼は昔は漁法として確立されていましたが、今となっては観光業(ショー)として行われている場合が多いです。
まだ見たことがない人はぜひこの機会に行ってみてください。