メンチカツ?ミンチカツ?富山県はどっちで呼ぶのか
大阪屋の総菜コーナーの商品から失礼します。どうも、編集長のサクラです。
富山県では高岡コロッケが有名ですが、やっぱりサクサク衣の中身は肉汁したたるヤツの方が好きな人も多いはず。
しかしみなさんはそいつのことを「メンチカツ」と呼びますか?それとも「ミンチカツ」と呼びますか?
こちらの呼び方なのですが、実は日本の地域の中で明確な差が生まれているのです。
それはJタウン研究所で行った「メンチカツ? ミンチカツ? あなたはどう呼ぶ」(2018年1月30日~3月19日)という調査結果で明らかになりました。
全国的にはちょうど半分半分の呼び方でそれはそれで面白い。
富山県はなんと「ミンチカツ」と呼ぶほうが多かった!
地域別にみると北海道~関東地方の東日本の一部と九州地方については、「メンチカツ」派が多数となっている。
一方で、富山・岐阜・愛知以西の本州府県では、石川県と山口県を除き、「ミンチカツ」派が多数でした。
またJタウン研究所の調査では、「メンチカツ」が初めて提供されたのは東京の洋食店で、当時は「ミンツ・ミート・カツ(minced meat cutlet)」の名だったとされ、江戸っ子の訛り・聞き間違いで「メンチ」となったとされている説がある。
一方、関西では昭和初期に、神戸市湊川の精肉店が「ミンチカツ」と命名したとされ、そもそもの由来が関東と関西では異なるという説も。
なるほど、富山県は関西の影響が大きかったようですね。
ということで、実は以前に富山県は関西か関東かを独自に調査した記事を書いたのでそちらも面白いので見ていってください。
→富山は西日本か東日本!? 7つ境界線から調べてみた