ツッコミを踏まえながら伝える氷見のお話「垂姫伝説」
どうも、Toyama Media Creatorのサクラです。
あなたは「垂姫伝説」というお話を知っているだろうか?
なんだよそれ。
と思う方が99.9%いることでしょうが、
これは、氷見市にある万葉の時代より伝わる「幻の仙女垂姫と海人との恋のお話」なのです。
きっと、めっちゃ淫らな話に違いない。
ということで、今回は、
そのお話の舞台を背景に、ツッコミを踏まえながら、語っていこうと思います。
やっぱり、昔話には、ツッコミが不可欠ですよね。
それでは、垂姫伝説、はじまりはじまりー。
むか~し、昔、万葉の時代・・・。
(いつだよ!)
この地の海の底には「漁民洞(ぎょみんどう)」という、まるで竜宮城の様な所がありました。
(ネーミングからして、絶対、魚民〔漁民洞〕と高級キャバクラ〔竜宮城〕くらい違うだろ。)
この漁民胴に、海の人と書いて、かいじんという者(人)が住んでいました。
(海に住んでるなんて、怪しい人だな。つまり、怪人だね。)
独身の海人は、きれいなきれいな薮田の山の神様、仙女の垂姫に長い間恋をしていました。
(海の底に住んでるとかどう考えても独身の変態野郎やろ。)
そして、垂姫も、海人に恋をしていました。
(垂姫も相当な変態野郎だな。)
しかし、山の神と海の神は互いに仲が悪くこの二人の恋を許さなかったのです。
(神様がケンカしちゃダメでしょ。子どもかて。)
海人は自分の恋が叶わないので、大暴れしました。
(お前も子どもかて。)
そのため、海が荒れる日が続き、何人もの漁師が犠牲になってしまいました。
(えっ?そういう感じなの?海人って、そんなパワー系のやつだったの?)
「これは困った~!」この薮田の村の人たちは、必死にどうしたらいいかを話し合いました。
(海人を八つ裂きにしちゃえ!!!)
「うーん。。」悩みに悩み、海に突き出た岬に八幡社を立てることにして、
(なんで?バカかこいつら。)
村の人達みんなで、山の神と海の神に二人の恋を許してもらう様にお願いしました。
(お前ら神様のくせに、ケンカすんなや!)
「二人をどうか一緒にさせてやってください」
(お前らはお前らで、海人と垂姫の親かて。)
すると、ブリ起こしの雷、祝砲を合図に、遂に山の神と海の神は手を取り合い、二人の恋を許したのでした。
(ブリ起こしの雷っなんやねん!しかも、そんな円満に仲直りすんのかよ。絶対、生贄とかささげたでしょ。)
それから、仙女垂姫は人魚となって、海人の妻になりました。
(人魚になっちまったよ!海人が洞窟に引きこもってないで、地上に出てこいよ!)
以来、海の事故はなくなり、大漁が続きましたとさ。
(海人と人魚なら、海の生物守れよ。村人に生贄ささげてるやん。)
めでたしめでたし。
ということで、
ツッコミが必要だったのかと聞かれれば、首を横に振らざるを得ませんが、
きっと必要だったのです。この時代。
この話が、ぼくらに何を伝えようとしていたのかわかりませんが、
1つ言えることは、ぼくも人魚と付き合ってみたいです。