【破産申請】湯来楽 砺波店などを持つ富山の相澤建設が自己破産
砺波市のスーパー銭湯「湯来楽 砺波店」をグループ会社に持つ富山市の相澤建設が、資金繰りの悪化などを理由に4月5日に自己破産申請を富山地方裁判所に行ったことがわかりました。
当社は、1974年(昭和49年)9月に設立された総合建設業者。
建築工事を主体に、各種工事を手がけ、一部社有不動産の賃貸や建物の保守点検事業も行っていました。
2008年2月期には年売上高約34億円を計上、2020年2月期では18億円と最盛期に比べて業容は縮小するも、近時は年売上高20億円前後を維持していました。
他方、グループ会社が運営するスーパー銭湯「湯来楽 砺波店」の土地を当社で所有するほか、グループ会社の不動産開発への投資などで、年商を上回る借入金となっていたようです。
本業である建設業において一定の受注を確保していたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けて苦戦するグループ会社もあり資金繰りが悪化、支払いの目処がたたなくなり、今回の措置となりました。
負債は、債権者約124名に対し、当社単体で約34億円が見込まれます。
砺波市のスーパー銭湯「湯来楽(ゆらら) 砺波店」をグループ会社に持つ富山市の相澤建設が、資金繰りの悪化などを理由に今月5日、自己破産申請を富山地方裁判所に行ったことがわかった。負債額はおよそ34億円とみられる。#富山 #KNBニュース #自己破産 #相澤建設 #湯来楽
— KNBニュース(北日本放送)☆富山 (@knb_news) April 7, 2021