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【富山のラニーニャ現象】エルニーニョと反対に海面水温が低い状態が続く

公開日
更新日
執筆者
SAKURA

どうも、編集長のサクラです。


突然ですがみなさんは、ラニーニャ現象がという言葉を聞いたことありますか?

私も実は初めて聞いたのですが、どうやらエルニーニョ現象と似たような気象現象のようです。

えっ?エルニーニョ現象も初めて聞いた?ふーん、エッチじゃん。

ということで今回は、富山県にも関係するラニーニャ現象について調べてみました。

目次


1. ラニーニャ現象とは
2. 2020年はラニーニャ発生か?
3. 富山の場合
4. まとめ


1. ラニーニャ現象とは


画像引用 「tenki.jp」より

ラニーニャ現象とは、太平洋赤道域の日付変更線付近から南米沿岸にかけて海面水温が平年より低くなり、その状態が1年程度続く現象です。

逆に、同じ海域で海面水温が平年より高い状態が続く現象はエルニーニョ現象と呼ばれ、それぞれ数年おきに発生します。

エルニーニョ現象やラニーニャ現象は、日本を含め世界中の異常な天候の要因となり得ると考えられています。




2. 2020年はラニーニャ発生か?

2020年の9月に気象庁が発表した監視速報によりますと、冬にかけてラニーニャ現象が続く可能性が高い(70%)としています。

ラニーニャ現象が発生している時は、太平洋赤道域の東風が平常時よりも強くなり、西部では吹き寄せられる暖かい海水の層がより厚くなり、インドネシア近海の海上では積乱雲がより盛んに発生します。

一方、東部では冷たい水の湧き上がりが平常時より強くなります。

そのため、太平洋赤道域の中部から東部では、平常時よりも海面水温が低くなります。

ラニーニャ現象が発生すると、日本付近では、夏は気温が高くなる傾向があります。一方、冬は気温が低くなる傾向があります。




3. 富山の場合

前回、ラニーニャ現象が発生したのが2017年秋から2018年春にかけてです。

この年の冬は全国的に寒い冬になりました。

冬型の気圧配置がしばしば強まったため、日本海側の降雪量は多く、北陸などで記録的な大雪にも見舞われました。

富山県でも積雪量が多くて、途方に暮れていた人も多いと思います。






4. まとめ

ということで、今回はラニーニャ現象について紹介しました。

まさか富山県にもその影響が出るとは知りませんでしたね。

ぜひみなさんもお子さんなどに聞かれたら、ちゃんと答えられるようにしておきましょう。

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