高岡市の広岡商店が破産申請 県内では3件目のコロナ倒産
鉄スクラップ卸業者の広岡商店(高岡市北島)が7月17日までに、地裁高岡支部に自己破産を申請したことが帝国データバンクよりわかりました。
負債総額は約1億円。資本金は1000万円。
広岡商店は昭和22年創業の老舗の鉄スクラップ卸業者でした。
県内の鉄加工会社や機械加工会社などから端材などの鉄スクラップを回収し、県内の鋳物業者などへ販売していました。
しかし、米中貿易戦争の激化により鉄スクラップ価格が暴落し、さらに昨今の新コロナにより、回収工場の稼働率悪化からスクラップの回収が激減し、販売も減じ、資金繰りに行き詰まり、今回の事態に至ったと言います。