【富山のセアカゴケグモ】毒性、症状、目撃情報など県内の発見状況まとめ




どうも、編集長のサクラです。


突然ですがみなさんは、セアカゴケグモというクモを知っているでしょうか?

全国でもこのクモを見かけたら話題となり、なぜなら非常に毒性の強いクモだからです。

本来ならオーストラリアに生息しているクモだったのですが、平成7年に国内で初めて大阪で見つかり、富山県内では平成29年に富山市内で初めて発見されて以降、これまでに19匹が確認されています。

ということで、改めてこちらのクモについて富山県内での情報などをまとめてみました。

目次


1. セアカゴケグモ
    1.1. 毒性
    1.2. 症状
2. 全国の状況
3. 富山県内の状況
4. まとめ

1. セアカゴケグモ

セアカゴケグモは、オーストラリア原産のクモ類で、成熟した雌の体長は約0.7~1cm程度、腹部は丸く全体が黒色で、背面に赤色の縱条(模様のようなもの)があります。

・毒を有するのは雌のみ
・温暖な地域に生息し、主に虫を食べる
・日当たりのよい開けた場所に営巣していることが多い





1.1. セアカゴケグモの毒

ゴケグモ属の毒はα-ラトロトキシンという神経毒を持っています。

しかし、死亡することは非常に稀ですが、乳幼児や高齢者は症状の進行が早く、重症化しやすいとされています。

主な症状は激しい痛みで、他に発汗、発熱、発疹が起こる場合があります。




1.2. 症状

咬まれたときの症状
・局所の疼痛、熱感、痒感、紅斑、硬結、区域リンパ節の腫張が生じます。
・通常は数時間から数日で症状は軽減しますが、時に脱力、頭痛、筋肉痛、不眠などの全身症状が数週間継続することがあります。
・ごく稀に全身症状を示すという報告があり、咬まれて3~4時間後に吐き気、嘔吐、めまい、頭痛、高血圧、呼吸困難、排尿困難、全身の関節痛などです。

咬まれた場合
・咬まれたときは、すみやかに医療機関にご相談ください。
・重症化した場合は抗毒素血清による治療が必要です。
・咬んだクモの種類がわかるように、できれば殺したクモを病院へご持参ください・

2. 全国の状況


画像引用 「環境省」より

2017年までにセアカゴケグモが確認された都道府県は、全45自治体となっています。

セアカゴケグモ、港湾地域又はそれに隣接する地域で多く発見されており、コンテナ等に付着して侵入してきた可能性があります。

国内では、貨物やコンテナ、建築資材、自動車等に営巣したものが運ばれた結果、生息域が広範囲に拡大したと考えられています。



3. 県内における確認事例

1例目
平成29年2月14日
富山市長附地内事業所
1匹

2例目
平成29年8月1日
富山市下赤江地内事業所
1匹

3例目
平成30年8月24日
射水市津幡江地内事業所
2匹

4例目
平成30年8月27日
富山市下赤江地内事業所
10匹

5例目
平成30年8月29日
富山市北西部地内事業所
1匹

6例目
令和元年10月1日
富山市下赤江地内事業所
1匹

7例目
令和2年7月15日
黒部市山田地内道路沿電柱
3匹

※全て駆除と防除を実施しています。

富山県は「セアカゴケグモ」を発見した場合、県や市町村に速やかに連絡するとともに、決して素手で捕まえたり、触ったりしないよう注意を呼びかけています。



4. まとめ

ということで、富山県でもちらほら発見されているセアカゴケグモ。

駆除方法については、家庭用殺虫剤(ピレスロイド系)を用いるほか、靴で踏みつぶすことで駆除することができます。

ぜひ見つけた際は、注意して県自然保護課野生生物係や市町村等にご連絡してください。

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