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【二口熊野社秋季大祭2019】炎の中を駆け抜ける火渡り神事がヤバい

公開日
更新日
執筆者
SAKURA

火あぶりにあっている天狗の写真から失礼します。どうも、編集長のサクラです。


実はさきほどの写真は、射水市の二口熊野社で行なわれる秋季大祭『火渡り神事』です。

まさか富山県にもこんな面白そうな祭があるなんて、思わず興奮してしまったのですが、マジですごいです。

ということで本日は、二口熊野社秋季大祭について紹介していきたいと思います。

目次


1. 二口熊野社秋季大祭
2. 場所
3. 開催日
4. 行ってきた
    4.1. 点火!
    4.2. 火渡り開始
5. まとめ


1. 二口熊野社秋季大祭

二口熊野社秋季大祭は、射水市で行なわれる不動明王信仰に基づく神仏混交の神事です。

県下でも大変珍しい神事で、見ているだけでワクワクして面白い!

こちらのお祭りでは、神輿と獅子が全戸を一巡したあと、2mもの高さに積んだわらを燃やし、その炎の中を駆け抜け、けがれを焼き払います。

炎の中を駆け抜ける姿は勇ましく、ぜひ一度は見学してみてほしいですね。




2. 場所

住所
富山県射水市二口1976

車の場合
北陸自動車道小杉ICから車で15分

電車の場合
あいの風とやま鉄道越中大門駅から徒歩で約10分






3. 開催日

平成26年から毎年9月第一土曜日の開催となりました。

2019年は、9月7日(土)となっています。

巡行 7:00~
火渡り 17:30~、22:30~

地元以外の人が見に行くとしたら、17:30〜が一番いいのではないでしょうかね。




4. 行ってきた


※こちらからの写真は、以前に行ったもので2018年のものではありません。

ということで、二口熊野社にやってきました。

こちらの二口熊野社は歴史が古く、慶長14年、前田利長によって高岡町が開町されたときに、神様の休憩所として使用された場所として社を設けたのが始まりだと言い伝えられています。

そんな二口熊野社の秋季大祭が火渡り神事。

5時半ごろに行ったところ、すでに消防車が待機していました。


二口熊野社の入り口にはこのように藁がテントのように積まれており、一見、タヌキかなんかの巣かと思いました。

おそらくこいつに火をつけるのでしょう。

ちょっとここからだと見にくかったので、神社の中に行ってみました。


5時50分を過ぎたあたりから、ざわざわし始めました。

そろそろ火を着ける様子。

そもそもなぜこのような火渡り神事を行なうのかというと、『けがれを集め、わらを燃やした炎の中を駆け抜けて、けがれを焼き払う!という不動明王信仰のもの』だと伝えられているそうです。




4.1. 点火!

それにしても、炎の中を人が駆け抜けるなんて、正気の沙汰でない。

観客たちが見守る中、どうやら火を着けたようだ!

ヤバい人に思われるかもしれませんが、なんだか火を見るとワクワクしますね。







火の渡りが早い!!!









うわぁぁぁあぁ!


自分の家が火事になったような声を上げてすいません。

しかし、それくらい炎の勢いがすごく、15mくらい離れていても熱い!

こんな炎の中を通る人がいるとすれば、神聖なる不動明王信者か完全にイカれた奴かのどちらかですね。

そう思っている間に、ヤツがやってきました。




4.2. 火渡り開始











マジかよ。


今、燃えてましたよね?

でも燃えないもんなんですね。

炎の中を通るといえばサーカスのライオンが一般的でしたが、二口熊野社では天狗が炎の中を通るのか。


さらに、獅子舞や神輿を担いだおじさんたちも炎の中を駆け抜けていきました。

あんな重いものを担いで、しかもその速度で!?ゆっくりでも全然燃えていません。

火渡り神事・・・こりゃすげぇわ。


神事も終わり、みんな一段落です。

個人的に、さきほど炎の中を通ってきた人たちが、神社の龍の口から出る水で足を洗っていたのが印象的でした。やっぱり熱かったんですね。




5. まとめ

ということで、この二口熊野社火渡り神事は毎年9月の第一土曜日に開催されています。

火渡りの時間は17:30からと22:30から。

まさか富山県にこんなクレイジーな祭がまだあったとは、富山県まだまだ面白い!

みなさんもぜひ機会があれば見に行ってみてください。

     

ADDRESS 富山県射水市二口1976
TEL 0766-51-6676
OPEN 17:30〜と22:30〜
Parking 路上あり

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