富山の宝物を探すイベント『TOYAMA TABLE』が面白い!
このフレーズを見た瞬間、ドキッとしました。
だっておっしゃる通り、富山の事って『知っているようで知らない』ですよ。
やべぇ、私の知ったかぶりバレてた?
どーも、Nobody Knowsサンソンです。
数年前に私が富山に移住してきた頃、富山県民に「富山って何があるの?」と数人に聞いたところ、みなさん口を揃えて言いました。
「なーんもない!」
謙遜しているのか、はたまた本気で何もないのか。
その真相を確かめるべく富山の情報を調べ始めたのがライターサンソンの誕生秘話です。(いつか情熱大陸からオファーこないかなー)
そんな「なーんもない」と言い張る富山県民にぴったりのイベントがあるのです。
それが「TOYAMATABLE とやまテーブル」
これは、富山に受け継がれてきた食やものづくりの歴史、文化を作り手から直に学べる場です。
各イベントテーマに沿ったこだわりの作り手をゲストに迎え、話や体験、食べ比べなど五感で体感出来るプログラムになっています。
TOYAMATABLEのイベントに参加すれば、私も富山知ったかぶりライターから卒業出来る!
と思い、私も参加してきました。
今回イベントテーマは「日本酒について杜氏さんに聞いてみよう」なので、やって来たのは砺波市の若鶴酒造大正蔵さん。
なんちゅーシャレオツな建物。
夜なので、より一層、神々しい。
内装も元酒蔵をどこか感じさせながらも、スタイリッシュな空間。
かなり広いです。
それもそのはず、この若鶴酒造大正蔵はグッドデザインアワード2014を受賞した建物。
私もグッドデザインアワードの審査員だったら、この建物に賞あげちゃいますもん。
今回のTOYAMATABLEのイベントは若鶴酒造さんの杜氏さんに話を聞いて日本酒の知識を深めるというイベント。
さっそく若鶴酒造さんのお酒の試飲がありました。
飲み比べ出来る贅沢!日本酒イベント万歳!
杜氏(とうじ)さんの存在は酒作りをする人というペラッペラの薄い知識はあったものの、直接生で見るのは初めて!
職人さん=頑固で無口ってイメージがあって近寄り難い雰囲気ですが、いざ杜氏さんの話が始まりました。
左側のオレンジ色の方が若鶴酒造の杜氏の籠瀬さん。
想像していた以上におしゃべり上手で気さくな方でした。
固定概念は覆った方が面白いです。
杜氏さんの仕事内容、お酒の歴史、作り方、知識を学びながら試飲します。
知識を深めながら飲むと、より味わう楽しみが出てきます!
ちなみに、杜氏さんの仕事内容の話の中に「酵母をいじめる」という工程があるそうなのですが、その酵母をいじめるっていうフレーズがツボにハマりました。
日常生活で酵母をいじめた事がない私には新鮮な響き…!
職人さんが表現する言葉は面白く奥が深い!
これは実際に作り手さんに会わなければ味わえない体験ですね。
お酒に合うフードして用意されたのは、高岡のCOMMA COFFEE STANDのフードです。
あら、やだこれお酒すすんじゃう♡
素敵な空間で、お酒の知識を頭に詰め込み、美味しいお酒と食事をお腹に押し込める。
こんな休日、贅沢だと思いませんか?
何より、富山の魅力を再確認出来る良い機会になります。
TOYAMA TABLEでは、今後もこのような富山の「ものづくり」「食」に携わる職人さんをゲストに迎えたイベントが開催されます。
2016年12月10日(土)には、「蛭谷和紙のアートに触れてみよう」をテーマに開催されます。
場所 立山町 川原製作所
参加費 2000円(和紙のお皿、挽きたて珈琲付き)
来年2017年1月21日(土)には、「和菓子とお茶、日本文化を体感しよう」をテーマに開催されます。
場所 高岡市 小泉邸
参加費 2000円(和菓子手作り体験、お茶付き)
詳しくはTOYAMATABLEのFacebookページにて!
https://www.facebook.com/events/1809689462632956/
みなさん、「知っているようで知らない」を卒業しませんか?
TOYAMA TABLEのイベントを通して、富山の宝物を見つけにいきましょう。