魚だけじゃない!? 富山県はA5牛肉比率全国1位で肉も美味い
どうも、Toyama Media Creatorのサクラです。
富山県と言えば、魚が美味しいのですが、実は牛肉も美味しいのです!
「待て待て、そんなことは初めて聞いた。」
という読者のために、ちゃんとしたデータがあります。
画像引用 「北日本新聞」より
実はこの最高級のA5と評価された牛肉が、2015年度、55.6%で全国1位になったのです!
そもそもA5ランクってなんなの?すごいの?って人のために解説。
画像引用 「牛肉の格付け」より
まず、ロース芯の面積、ばらの暑さ、皮下脂肪の厚さ及び半丸枝肉重量の4項目の数値を計算し、歩留等級でA,B,Cをランクづけします。
そして、肉質等級として、脂肪交雑・肉の光沢・肉の締まり及びきめ・脂肪の色沢と質が1〜5でランクづけされます。
ここでポイントが、1つでも等級が低いものがあれば、肉質等級は最低の数字になるということ。
これは厳しいですね。
最終的に、以下のようにランキングされ、A5ランクが最高級となるのです。
富山県では、2012年から牛のデータベースを構築し、どのように交配させれば最適な組み合わせになるかなどのシミュレーションを実施。
最終的には、これまで8年連続でトップだった岐阜県の54.7%を抜いて、全国1位になっただけではなく、歴代で国内最高の結果となった。
ただ、やはり出荷数が少ない。
年間で富山県産として出荷される牛肉は約1100頭で、北海道の14万頭や鹿児島の5万頭と比べ物にならない。
しかし、出荷数は少なくても高品質な牛肉を生産しているということを武器に、牛肉もブランド化していけたらいいですね。
今後は、魚だけでなく、牛肉も美味しい富山県として発信していけそうです!