イタイイタイ病の名前の由来と命名した人物とは?
どうも、Toyama Media Creatorのサクラです。
富山県の歴史的な事件としてあるのが「イタイイタイ病」
これは、明治時代に神通川上流の鉱山から流れ出たカドミウムという物質が人体に影響を与えた事件である。
そんな一見、安易すぎるネーミングの病気ですが、その由来はなんなのでしょうか?
まぁ、想像できるように、患者が「いたい、いたい」と苦しんでいたことが由来です。
イタイイタイ病は、骨が弱くなってちょっとしたことでも骨折してしまい、全身ひどく痛む病気。
では、いったい、誰がこのような名前にしたのでしょうか?
それは、なんと富山新聞の人。
実は、当時取材をしていた富山新聞の人が病院の医師に、この病名は何かと聞いたところ。
「正式な名前は決まっていません。病院ではイタイイタイさんと呼んでいますが。」
と答え、記者が
「イタイイタイ病にしませんか?」
と答え、そのまま新聞に載り、この病名が国際的な医学用語になりました。
その場のノリで決まったような名前だが、この記者の報道のおかげで、イタイイタイ病の原因究明に大きく貢献したらしいです。