立山連峰の山小屋を舞台にした映画「春を背負って」
どうも、Toyama Media Creatorのサクラです。
立山連峰の山小屋を舞台にした木村大作監督の映画「春を背負って」の試写会が21日、富山市のTOHOシネマズファボーレ富山と、高岡市のTOHOシネマズ高岡で開かれました。
6月14日の全国公開に先立ち、ファンやロケに協力した関係者ら約420人が、大自然の中で繰り広げられる人間ドラマを観賞したみたいだ。
試写会は東宝が企画した。
木村監督自身が全国47都道府県を訪ね、映画をPRする試写会キャンペーンの初回で、一般公開は初めて。
TOHOシネマズファボーレ富山では、木村監督が上映前に観客一人一人に名刺を配り、トークショーで
「ほとんどのシーンを富山県内で撮った。皆さんの知っている風景がたくさん出てくる。ぜひこの映画を応援してほしい」
と呼び掛けた。TOHOシネマズ高岡でもトークを披露した。
標高3000メートルを舞台にした心温まる“家族”の物語は、観客の感動を誘った。
舟橋村海老江のパート、宮田希さん(26)は「雄大な景色が印象的だった。
優しい気持ちになり、自分の居場所について考えさせられた」と話した。
映画は作家の笹本稜平さんの同名小説が原作。父の死をきっかけに、東京での仕事を辞めて山小屋を継いだ主人公の長嶺亨が、人生の居場所を求めて山小屋に集まった人たちと触れ合い、力強く生きる姿を描く。
亨を松山ケンイチさんが演じたほか、蒼井優さん、豊川悦司さんらが出演している。
撮影は昨年4月に始まり、県内最高峰の大汝(おおなんじ)山(3015メートル)など立山一帯で延べ60日間のロケを行った。
木村監督は22日、映画のステッカーを張ったマイカーで県庁を出発し、全国キャンペーンに向かう。
製作委員会は東宝、フジテレビ、ホリプロ、北日本新聞社でつくる。
引用 「北日本新聞」