除雪車の判断が遅れた?イライラした富山の大雪で大渋滞
今回の富山県の大雪の影響で、県内では車の立往生や渋滞が相次ぎました。
運転していてイライラした人も多いと思いますが、県の発表によりますと、帰宅ラッシュの渋滞と重なるなどとして除雪車を出動させる判断が遅れ、さらに状況が悪化していたことがわかりました。
富山県によりますと、大雪は今月7日の午後から本格化し、夕方になって積雪が10センチと除雪車の出動基準に達しました。
しかし富山県は、帰宅ラッシュの時間帯と重なり除雪車を出動させるとかえって渋滞が激しくなるおそれがあるとして、出動させなかったということです。
その後も予想を超える降雪が続いて道幅が狭くなり、除雪車が立往生する車とすれ違えなくなるおそれが出てきたことから、さらに出動が遅れたということです。
このため本格的な除雪作業が始まるのが8日の昼ごろまでずれ込み、県はこうした除雪車出動の遅れが立往生や渋滞の状況をさらに悪化させたとみています。
新田八朗です。
富山県で除雪作業を行っていますが、まだ渋滞もありご不便をかけています。路上で立往生する車両が障害になります。車で外出される場合には充分な準備をしてください。やむなく放置された車両の移動も順次行います。万が一のために県のパトロール車が水や食糧を持って巡回しています。— 新田八朗(富山県知事) (@nitta8chan) January 9, 2021
除雪車出動遅れで立往生や渋滞にhttps://t.co/pwQXmqJBLJ#NHK富山 #富山 #富山県 #大雪
— NHKとやま (@nhk_toyama) January 13, 2021