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【富山の梅雨2023】今年は6月11日に梅雨入り!年間推移などまとめ

公開日
更新日
執筆者
SAKURA

どうも、編集長のサクラです。


突然ですがみなさんは、みなさんは梅雨が好きですか?

わたしはそんなに好きではないのですが、アジサイを見に行くのは好きです。

以前に富山県に引っ越してきた際に、「梅雨は除湿器がないと洗濯物が干せない」と県民の方に言われたのですが、意外とそうでもないような気がします。

せっかく除湿器を購入したのに、今では家の隅っこに置かれていますし。

そんな富山県の梅雨ですが、実際に全国と比べてどうなのかいろいろ調べてみました。

※2023年の富山の梅雨入りは6月11日となりました。



目次


1. 梅雨とは
2. 梅雨の原因
3. 富山県の状況
    3.1. 梅雨入り予想
    3.2. 梅雨明け予想
4. 梅雨に行きたい観光名所
5. まとめ


梅雨とは

梅雨とは、そもそもどのような現象なのでしょうか?

気象庁の説明によれば「梅雨は春から夏へ季節が移る過程で、その前後の時期に比べて雨が多くなり、日照時間が少なくなる季節現象」とされています。

どうやら、梅雨の定義は漠然としたもののようです。

春から夏にかけて、日本には北の冷たい空気と南の暖かい空気が同時に訪れる時期があります。

このとき北の冷たい空気と南の暖かい空気がぶつかると、そこに前線が発生して雨が降りやすい状況になります。

この前線を梅雨前線と称していますが、梅雨前線の近辺では雨が何日も降りやすい状況になります。

これを見て気象庁は梅雨入りを発表します。




2. 梅雨の原因


画像引用 「wikipedia」より

日本の梅雨の原因は、実はユーラシア大陸の地形と大きく関係しています。

北半球には西から東に流れる二本のジェット気流があります。梅雨前線はその南側のジェット気流、亜熱帯ジェット気流と関係しています。

日本の西にはユーラシア大陸があり、そこには標高が4~5,000mのチベット高原が広がり、その南には8,000m級のヒマラヤ山脈があります。

亜熱帯ジェット気流の軸は1万メートルぐらいの高さにありますが、チベット高原やヒマラヤ山脈の影響を受け、なかなか越えることができません。

二本目の北側にあるジェット気流は蛇行しながら日本付近で合流していて、これが梅雨のもう片方の主役であるオホーツク海高気圧を作ります。

南回りのジェット気流の南にある太平洋高気圧とオホーツク海高気圧がぶつかり、その間に梅雨前線ができるという仕組みです。




3. 富山の状況

では、富山県の梅雨の状況はどのようになっているのでしょうか?

気象庁の過去69年間のデータをグラフ化して調べてみました。




3.1. 梅雨入り予想

最も早い梅雨入りは、1956年5月22日ごろ。

一方、最も遅い梅雨入りは、1958年・1987年の6月28日ごろとなっています。

そして、2023年の富山の梅雨入りは6月11日となりました。




3.2. 梅雨明け予想

最も早い梅雨明けは、2001年の7月1日ごろ。

一方、最も遅い梅雨明けは、1991年の8月14日ごろとなっています。

2023年の富山の梅雨明けは7月23日ごろと予想されています。




4. 梅雨に行きたい観光名所

梅雨だからどこも出かけたくないという気持ちもありますが、この季節にしか見られない景色もあります。

それが毎年、富山県射水市にある太閤山ランドで行なわれる『あじさい祭り』です。

太閤山ランドで長さ500mを誇るあじさい通りを中心に、両側に咲き誇る約70種2万株のアジサイを楽しむことができます。

開催期間中の土曜日、日曜日には、琴コンサート・あじさい茶会を始め、あじさい撮影会、即売会、浴衣コンテストなど、様々なイベントが開催され、県内外から多くの見物客が訪れます。

ぜひこの季節だからこそ行ってみてください。






5. まとめ

ということで、富山県の梅雨について紹介しました。

梅雨入りも梅雨明けも最大1ヶ月も違ってくるので、洗濯物とかが今年の状況によって大変ですよね。

ぜひみなさんも頑張って梅雨を乗り切って行きましょう!

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