【富山県民のタバコ事情】喫煙率はどうか 煙草世代は肩身が狭い?
どうも、編集長のサクラです。
突然ですがみなさんは、タバコを吸っていますか?
わたしは吸っていませんが、日本では全国的に喫煙者が減っていて、喫煙場所も減ってきているといいます。
また飲食店でも全室禁煙のお店も増えてきていますし、世知辛い世の中ですね。
どちらかといえばタバコアンチ派なのですが、富山県では実際どのような現状なのでしょうか?
ということで、富山の喫煙率やタバコに関する情報をまとめてみましたので紹介します。
画像引用 「厚生労働省」より
まずは日本の喫煙率を調べてみました。
たばこ産業の「2018年全国たばこ喫煙者率調査」によると、成人男性の平均喫煙率は27.8%でした。
これは昭和40年以降のピーク時の83.7%と比較すると、約50年間で56ポイント減少したことになります。
むしろ昔はほとんどの男性がタバコを吸っていたんですね。
年代別にみると、急激な喫煙率の減少傾向が見られる60歳以上は21.3%ですが、30歳代から50歳代はまだ35%前後を推移しており、一番高い年代は40歳代で35.5%でした。
成人男性の喫煙率は、減少し続けていますが、諸外国と比べると、未だ高い状況にあり、約1400万人が喫煙していると推定されます。
では、全国に比べて富山県の喫煙率はどうなっているのか?
2016年のデータでは、全国で22位の喫煙率となっており、ちょうど真ん中くらいでした。
数値データにすると男性は26.9%で、女性は4.8%です。
画像引用 「富山県HP」より
こちらは、た富山県の禁煙に関するステッカーです。
たばこの煙による健康への影響は、喫煙者だけにとどまりません。
たばこを吸わない方や子どもにとっても、たばこの煙を吸い込む「受動喫煙」により、肺がんや気管支ぜんそくなど、健康への影響が報告されています。
富山県では、受動喫煙防止に取り組む店舗や施設に表示していただくステッカーを作成しています。
画像引用 「富山県HP」より
富山県には、オリジナル禁煙マークもありました。
誰でも自由に使っていいようで、あんまり富山県要素はないですね…。
また平成30年には「健康増進法の一部を改正する法律」が公布されました。
こちらには『望まない受動喫煙の防止を図るため、多数の者が利用する施設等の区分に応じ、当該施設等の一定の場所を除き喫煙を禁止するとともに、当該施設等の管理について権原を有する者が講ずべき措置等について定めること』とされています。
簡単に言えば、『受動喫煙する可能性があるならば、そのエリアを禁煙にできますよ。』ってことですね。
これは富山県だけでなく全国的な法律なので、オーナーの方はいつでも禁煙にすることができます。
画像引用 「swissinfo」より
では世界ではどれくらい喫煙しているのでしょうか?
WHOが世界禁煙デーに伴い発表したデータによると、2016年は世界全体で15歳以上の5人に1人が日常的に喫煙していました。
2000年以降、喫煙者の数は減っていて、21世紀に入った時点で3人に1人でしたが、2025年までには17.3%に減少する見込みだそう。
特に欧州、西太平洋地域が喫煙率が高く、日本がとりわけ高いようではないんですね。
画像引用 「厚生労働省」より
ちなみに5月31日は世界禁煙デーとなっています。
これはWHO(世界保健機関)が制定した禁煙を推進するための記念日です。
1987年の決議により、1988年4月7日を「第1回世界禁煙デー」としました。
同年に毎年5月31日とすることが定められ、1989年以降毎年5月31日が世界禁煙デーとなりました。
日本では1992年(平成4年)より、5月31日から6月6日までの1週間を禁煙週間と定めています。
ということで、全国的にも喫煙率は減少しており、富山県でももちろん世界的にも減少していました。
また富山ではタバコを吸っている人が多いわけでも少ないわけでもなく全国平均で、例外なく喫煙者を減らす取り組みもありました。
タバコを吸う人も吸わない人も過ごしやすい町になればいいですね。