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【ヒートショック】毎年100人以上の富山県民が入浴中に亡くなっている

公開日
更新日
執筆者
SAKURA

どうも、編集長のサクラです。


突然ですがみなさんは、ヒートショックという言葉を知っていますか?

初めて聞く方もいるかもしれませんが、ヒートショックは暖かい部屋から寒い部屋への移動などによる急激な温度の変化によって、血圧が上下に大きく変動することをきっかけにして起こる健康被害のことです。

実は富山県では毎年100人以上が入浴中にヒートショックで亡くなっているようです。

これはマジで気をつけないといけません。

ということで、今回は富山県の担当者も注意を呼びかけるヒートショックについて調べてみました。






ヒートショックとは

ヒートショックは、家の中の急激な温度差により血圧が大きく変動することで失神や心筋梗塞、脳梗塞などを引き起こし、身体へ悪影響を及ぼすことです。

おもに家の中の温度差により起こることがわかっており、真冬は暖房をつけている暖かい部屋と暖房をつけていない浴室やトイレの温度差は、10℃を超えるといわれています。

暖かい部屋から寒い浴室に移動すると、体は室温の急激な変化から体温を調節するために、ブルブルと筋肉を震わせて熱を作ります。

同時に血管を細くして、皮膚の下に流れる血液の量を減らし、体の熱を外に逃がさないように調節します。

血管が縮むと、血液が流れにくくなるので、血圧は急上昇します。

しかし、浴槽の温かい湯につかることで、血管は拡張し、急上昇した血圧が、今度は急激に低下してしまうのです。




なりやすい人と状況

ヒートショックになる人の9割以上が高齢者で、55歳以上から増えていく傾向にあります。

またヒートショックを起こしやすいのは、特に冬場の冷え込んだトイレ・洗面室・浴室など、極端な温度差がある場所です。

トイレも、排便でいきむと血圧が上がり、排便後急激に血圧が低下するため、ヒートショックが起こりやすくなります。




富山での取り組み


画像引用 「とやま健康ラボ」より

富山県では、とやま健康ラボというサイトなどを利用して注意喚起をしています。

特にお風呂は要注意で、入浴方法を見直すことで予防できます。


もし家におじいちゃんやおばあちゃんがいる家庭がいるならば、一度、ヒートショックというモノを知っておいて損はありませんね。

冬に発生することもわかっていますので、今からでもぜひ注意してみてください。

とやま健康ラボ

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