流木処理にお金がかかる!黒部川で全国初の調査
どうも、Toyama Media Creatorのサクラです。
どこからともなくやってくる「流木」
ときに流木は、資源になったりインテリアになったりする。
しかし、その一方で、処理にお金がかかるやっかいなものでもあるのです。
そんな流木の処理費用軽減に目をつけたのが、県立大学の水工学研究室と京都大学の防災研究所。
その全国初の調査として選ばれたのが、宇奈月駅近くの黒部川。
方法は、流木に発信機をつけてどこに流れ着くかを調べるというもの。
調査は、まず赤いペンキを塗った200本の流木にGPSなどの発信機を付ける。
そのあと、流れ着く場所やその過程をデータとして収集するのである。
出し平ダムと宇奈月ダムの連携排砂がはじまるとダム湖から流木が排出されることから5月に開始しました。
県立大学によると、全国の河川では流木の処理にかかる多額の費用が問題となっていて、黒部川でもダム湖から河口までの流木を国や関西電力が処理しているという。
費用は多い時で8千万円。
面白そうな調査なので、なんとか費用を削減できたらいいですね。