【閉業】高岡市の老子製作所が経営破たん 民事再生法適用を申請




梵鐘の大手メーカーとして全国的に知られている高岡市の老子(おいご)製作所が、富山地裁高岡支部に民事再生法の適用を申請し、経営破たんしました。

負債総額はおよそ10億6000万円です。

江戸時代創業の梵鐘(ぼんしょう)製造業者で、同分野においては国内最大手に位置付けられており、国内シェアは70%内外を占めていました。

梵鐘の他に仏像や銅像の製造も手掛け、技術力を背景に平成初期には売上高10億円余で推移していました。

しかし、リーマン・ショックの発生によって市況は悪化し、得意先としていた寺院などからの受注が減少。

減収減益を余儀なくされ、赤字を散発したことから債務超過となっていました。

以後、回復の兆しはなく業績低迷が続く中で、新型コロナウイルスの流行による打撃を受け、令和2年3月期は売上高2億1,000万円内外まで落ち込みました。

これらが要因で業績低迷によって借入金の依存度が高まり、年商を超える状態となっており、金融機関への返済条件の変更を行うなど事業継続を模索していたが、依然として負担が大きく、自主再建を断念。今回の措置に至りました。

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