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最後までほっこりする民話「そば屋にむこ入りした雷」

富山県の民話を伝えるコーナー第十一話。

民話と言えば、一体、何を教訓にすれば良いのかわからない話も多い。

だけど、ぼくが責任を持って感想を書くぞ!


本日は、射水市を舞台にした民話「そば屋にむこ入りした雷」です。

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昔々、ある山の峠に1人のきれいな娘が住んでいた。

この娘、身寄りがなく、たった1人で峠のそば屋を営んでいた。


ある日のこと、にわかに雲行きがあやしくなり、やがて雷とともに大雨が降り始めた。

娘は雷が怖かったので、戸締りをして家の中で小さくなっていた。

すると、何と空から雷様が落ちて来たのだ。

雷様は、そば屋の暖簾を見てそばが食べたくなったので、そば屋の戸を叩いた。

娘は雷様を見て驚いたが、そばを出さないと自分が食べられてしまうと思ったので、雷様にそばを出すことにした。


雷様はそばを食べ終わると、娘が1人ぼっちなのを見て、おっとうやおっかあは居ないのかと尋ねる。

すると、娘はここに1人で住んでいると言うのだった。娘のことを不憫に思った雷様は、何と自分を婿にしてほしいと頼んだ。

娘は恐ろしさのあまり、この話を承知してしまった。


こうして、雷様はそば屋に婿入りしてそばを打つようになった。

この話はたちまち村中に広まり、雷様の打つそばを食べようと、あっちの村こっちの村からと客が押し寄せたので、店はたいそう繁盛した。

ところで、この噂を聞きつけたお月様、自分も一度雷様の打つそばを食べてみようというので、ある夜そば屋に降りて来た。

雷様の打つそばがおいしかったとみえて、お月様はそば3杯をたいらげ、30文を払うとまた夜空に帰って行った。


さて、この話はお日様の耳にも届き、今度はお日様がそばを食べに降りて来た。

お日様はそばをおいしそうに食べ、次々におかわりをする。そして食べに食べて30杯、そばが無くなったところで、代金1文を置いて空に帰ろうとする。

1文はいくらなんでもひどいので雷様が呼び止めると、「お月様は、いくら置いていった?」とお日様は尋ねる。

雷様が30文ですと答えると、お日様は「月に30文なら、日に1文でねえか?」と答えた。

雷様はしばらく考え、「そうか、ひと月は30日だから、お月様が30文ならお日様は1文でいいんだ!!毎度ありい!!」と納得してしまう。

こうしてお人よしの雷様は、お日様にまんまと騙されてしまったが、それを気にする訳でもなく、その後も一所懸命働いたので、そば屋はいつまでも繁盛したそうだ。


なにこの最後まで幸せなストーリーは。

民話にしては大人しくて、トンチが加えられた話でした。

ただ、この話から何を学べばいいかと聞かれると難しいですね。

だいたいオチに教訓があるので、きっとこうだと思います。


雷はアホ。


あと、太陽がお店に来たら地球が滅ぶわ。

この記事の著者

SAKURA右足のくるぶし

1988年生まれ。
おっぱいが大好き。
ふざけた文体が目につきますが、本人はいたってふざけております。
成功の反対は失敗ではない。挑戦しなかったことである。

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