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【宇奈月温泉雪のカーニバル2023】たいまつを持って歩き回ってきた

公開日
更新日
執筆者
SAKURA

どうも、編集長のサクラです。


突然ですがみなさんは、真夜中のスキー場に行ったことはありますか?

わたしは今、富山県の宇奈月にある夜のスキー場に来ています。現在の気温は0度、死ぬ。

地面はパリッパリで、滑って転んでバク転しちゃうんじゃないかと思います。(しませんでした。)

そんなわたしは何もスキーをしに来たわけでもバク転をしに来たわけでもありません。

実は宇奈月には、宇奈月温泉雪のカーニバルという一大イベントがあるので、今回はこちらについて紹介いたします。

目次


1. 宇奈月温泉雪のカーニバル
2. 場所
3. 開催日
4. 行ってきた
    4.1. たいまつを持とう
    4.2. 花火も打ち上がる
    4.3. 鍋もあるよ
5. まとめ


1. 雪のカーニバル

宇奈月温泉雪のカーニバルは、年に一度の雪と炎の祭典、宇奈月温泉で昔から続くイベントです。

宇奈月公園での左義長神事のあと、たいまつを持ったスキーヤーが宇奈月温泉街を公園まで滑る様は思わず拍手喝采してしまうほど美しい光景です。

公園でふるまわれるおいしい黒部名水ポーク入り鍋で身体を温めて、温泉街から見える雪上花火を楽しむことができます。

誰でも参加可能な「たいまつウオーク」も目玉のひとつで、ぜひここ宇奈月の冬を、あたたかい温泉とともに楽しんでみてください。




2. 場所

場所は宇奈月温泉街です。

住所
富山県黒部市宇奈月温泉

車の場合
北陸自動車道黒部ICから車で約20分
無料の駐車場が350台あります。

電車の場合
富山地方鉄道宇奈月温泉駅下車すぐ





3. 開催日

開催日
2023年2月4日(土)

開催時間
19:30~21:00の予定




4. 行ってきた


※こちらは過去に行ったときのものです。

ということで、宇奈月温泉街にやってきました。

駐車場もカピカピすぎて、絶対に何人か滑ってる気がします。

また、わたしが行ったときは2018年で、黒部川開発100年記念事業ということもあり多いに盛り上がっていました。

ゲレンデにはすでにたいまつが灯っています。


駐車場から市街地までは歩いて5分ほどで、市街地に行くほど人が多くなってきました。

雪のカーニバルと聞くと、SEKAI NO OWARIの炎と森のカーニバルを思い出しますね。

そんな世界観をカーニバルがあるということでこうしてはるばる0度の世界にやってきたのです。

いったい雪のカーニバルとは何があるのでしょうか?




4.1. たいまつを持とう

なにやら人混みを見てみると、なんと物騒なものをもっているのでしょうか。

みんなが持っているのは『たいまつ』です。

コレだけ見ると、「誰か遭難したから山に行くの?」と思ってしまうのですがそうではありません。


実はこれは「たいまつウォーク」といって、宇奈月公園での左義長神事をするための儀式だそうです。

しかも誰でも無料で参加可能!

こりゃ参加するしかない!けど、そんな危ないもんもって大丈夫? 最悪、燃えたら雪の中にダイブすれば大丈夫ですかね。


たいまつウォーク開始の時間になると、吹奏楽のルパンの音楽とともにスタートしました。

なんかみんな冒険しにいくみたいで、めちゃくちゃ楽しそうやないか。

よくよく考えたら、今まで人生でたいまつなんか持ったことないし、この時代を考えると今後もきっとないだろう。

たいまつは先着順っぽかったので早く並ばないと!







めちゃくちゃたいまつ配ってる。


いや、何本たいまつあるんだよ。

わかんないけど、300本くらいはあったんじゃないですかね。

これだけあれば最後らへんに並んでも余裕でたいまつウォークできますね。


早速、たいまつをゲットしてみました。

先ほどは0度の極寒世界と言っていたのですが、たいまつがたくさんあるおかげかなんだか暖かいです。

スイスイたいまつを配っているので、並んでいるわりにすぐにたいまつをゲットすることができました。

(・・・たいまつ楽しい。)

なんだか火って楽しいですよね。

哺乳類で火を扱うことができるのは人間だけだそうで、腕力などがなくても火を扱い生き延びることができたのです。

だからなんでしょうか、人間の本能が騒ぐかのように火を見ると楽しくなってしまいます。


市街地を1周したあとに、最終的に宇奈月温泉公園にやってきました。

どうやら大きなクリスマスツリーのようなものに持っていたたいまつで点火するようで、最後尾過ぎて点火の瞬間に間に合いませんでした。

それどころかウォーキングを始めて、街の中腹あたりから放送で「それでは点火のカウントダウン、3・2・1、どうぞ!」という声が無情にも響いてきました。


遅れて来た人も、たいまつをどんどん槍投げのように投げています。

家に放火する人って、こんな感じなんですかね。




4.2. 花火も打ち上がる

ちなみにたいまつウォークのあとは、たいまつを持ったスキーヤーが市街地に滑り降りて来るという迫力あるイベントもやっていました。

一体どういう歴史があるのか、クレイジーですね。

そうして、最後には花火が打ち上がります。


そうして、宇奈月スキー場から花火が上がりました。

冬の宇奈月を彩る花火もまな粋ですね。

しかも音楽に合わせて花火がうち上がり、最後はディズニーの曲なんかだったのでディズニーランドに来たみたいな気分になりました。

若い人が関わっているのか、選曲のセンスが感じられます。




4.3. 鍋もあるよ

冬の澄み切った夜空に色とりどりの花火が打ち上げられ、宇奈月温泉街に迫力ある音が響き渡ります。

花火は温泉街一円から見ることができるので、旅館に泊まっている人も簡単に見られるそう。

また無料で黒部ポークを使った鍋を食べることもでき、想像以上に盛り上がっているイベントでした。

鍋を食べながら花火を見るなんて、なかなか最高です。




5. まとめ

ということで、宇奈月温泉雪のカーニバルは思ったよりも楽しいイベントでした。

たいまつウォークなどは夜の20:00くらいから始まって、花火は20:40に始まりますので、時間だけ気をつけてください。

また、これだけ集団でたいまつを持って歩いていくと、本当にどこかに襲撃しにいくような気分になるのでおすすめです。

さらに1月から4月の間は、毎週土曜日の20:30から花火が上がっているようなのでぜひ興味のある方は行ってみてください。

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