どうも、編集長のサクラです。
突然ですがみなさんは、県民性という言葉をご存知ですか?
実は日本の都道府県には、各地域で県民性という性格が偏っているようなのです。
それには歴史的背景や地形などの影響もあるのですが、果たして富山の県民性は一体どのような傾向にあるのでしょうか?
まずは、街の人たちが「富山の県民性をどのように思っているのか」「実際になぜそのような県民性なのか」を調べてみました。
では、実際に富山の県民性はどうなのかデータとして見てみたいと思います。
実は日本の内閣府が「国民生活に関する世論調査」というものを毎年行っていて、地域ブロック別統計も発表されています。
ただ地域ブロックが『北陸』というカテゴリーとなるため、富山県に当てはめることは難しいです。
こうした中で、実は1996年にNHKにより全国県民意識調査というモノが行なわれました。
かなり古いデータになってしまうのですが、こちらのデータより富山県が全国より顕著になった項目を記載します。
もちろん県民意識は全国平均からの乖離であるため、必ずしも富山県民の大多数がそのような意識を強く持っているという意味ではありません。
このデータから言えることは、「富山県民は保守的で伝統意識が強いわけではない」ということです。
今度は民間の企業がよくやっているデータから県民性を見てみます。
3. 総務省のデータからの解釈
よくデータとして持ち上げられるのが以下の項目です。
いくつか抜粋しましたが、ここらへんのデータに関しましては、総務省統計局などから持ってきたものです。
→【本当はすごい富山県】数字でわかる素敵な事実を9つ紹介します!
これらのデータの解釈によって、富山県民は「勤勉、堅実、保守的」というイメージを持っているのでしょう。
ただこれはあくまでイメージであって、さきほどのNHKのデータにより富山県民は保守的ではないと考えられます。
そのためあくまで、「持ち家率が高い」「共働きが多い」「大学進学率が高い」などという個別のデータとして解釈した方が良さそうです。
ここまでのデータを見ると、街の人たちがよく言っている「閉鎖的」というデータは出てきていません。
一体なぜ富山県民は閉鎖的というイメージを持たれるのでしょうか?
4. なぜ閉鎖的というイメージなのか
一番最近だと、2017年に起きた富山県民にはおなじみの総合機械メーカー・不二越の本間博夫会長が採用に関するニュースです。
会長の発言は以下の通り。
富山で生まれて地方の大学に行ったとしても、私は極力採らないです。学卒ですよ。地方で生まれて、地方の大学もしくは富山大学に来た人は採ります。しかし、富山で生まれて地方の大学へ行った人でも極力採りません。なぜか。閉鎖された考え方が非常に強いです。偏見かも分からないけど強いです。
こちらの発言によって、Yahoo!ニュースのコメント欄では「偏見であり、差別だ」「言っている本人が最も閉鎖的な考え」「デリカシーなさすぎ」と批判コメントだらけとなりました。
また、富山労働局も「本人に責任のない出身地が採用で考慮されることは就職差別につながり、憲法で保障された職業選択の自由が損なわれるおそれがある」と不適切であると指摘しました。
だいたい炎上する話題というのは賛否両論であることが多いため、会長だけでなく半分くらいの人も同じようなことを思っているということになります。
そうなってくると、なぜ閉鎖的というイメージを持たれるのか、もしくは実際に閉鎖的なのかを考えていきましょう。
5. 歴史的・地理的な背景
まずは歴史的な背景から考えていきます。
富山藩ができたのは、1639年の江戸時代になります。
このころの富山藩は洪水などの水害に苦しみながらも、必死に新田開発をし、農業、売薬業をはじめとした産業をおこしてきました。
また現在の富山県のほとんどは加賀藩であったため、支藩として苦しめられたとも言われています。
続いて地理的な背景ですが、やはり富山県は立山連峰に囲まれていることもあり、他県に行くのにアクセスが悪くなっています。
また氾濫を繰り返す急流河川との闘いや冬季の積雪も多く、自然との戦いも多かったようです。
そのため自ずと地域で力を合わせないと生きていけないようになってきて、他県との繋がりも少ないことから閉鎖的になったのではと考えられます。
6. 個人的な見解も必要
最終的には、富山県民の閉鎖的なイメージは個人的な見解も必要となってきます。
NHKとか総務省が「あなたは閉鎖的だと思いますか?」というデータを取ってくれればいいのですが、自分で閉鎖的っていう人も少なそうですね。
わたしも批判を恐れずに個人的な意見を述べると「富山県民は閉鎖的」だと思っています。
ただ閉鎖的という言葉とは少し違うのですが、狭い常識や古い常識を持っている人が多いと思います。
NHKのデータでもあるように「人は結婚するのが当たり前だ」という考え方も未だに感じますし、出身高校による学歴差別というのも見ます。
だからと言って不二越の会長の発言が許されるわけではないのですが、採用差別を公表した方がまだ誠実だと言えます。
実際に不二越以外にも学歴や地域によって採用差別はしていますし、何も不二越だけ叩いても意味がないような気もします。
話はそれましたが、今の新しい世代はスマホを持っていたりインターネットに精通している人が多いので、今後このような閉鎖的な富山県民は減ってくるのではないでしょうか。
7. まとめ
ということで、富山県の県民性がどのようなものかわかりましたか?
NHKの過去のデータと総務省のデータと個人の見解をまとめますと以下の通りになります。
富山県でフリーランスが少ないのも堅実だからこそかもしれませんね。
またこちらのサイトでは、富山の県民性にまつわる記事もいろいろ書いてますので、ぜひ参考にしてみてください。
→【個人年金保険の契約数が日本一】富山県民があまりに堅実すぎる件
→【意外な結果】全国浮気率調査 富山県は26.2%で全国2位
→【本当はすごい富山県】数字でわかる素敵な事実を9つ紹介します!