【水だんごパフェ】この夏は藤吉のデザートから目が離せない!




ハローハロー!こちら魚津市の中央通りにある「魚津ご城下の台所 藤吉」からサンソンがお送りいたします。

地方の商店街がシャッター街化…いわゆる寂れた街となっている。これは富山も例外ではありません。あれだけ人で賑わっていたのに、人々はどこへ流れていったのだろう。あぁ諸行無常。

かつて魚津城のご城下として栄えた中央通り商店街もやはりシャッターが降りている店が多い。でも、私が中央通りの藤吉に行く理由はただ一つ。


「食べたいものがそこにあるから」

人が動く時の理由なんていくつもいらない。食べたいものを食べるために時間もガソリンも使うのです。


水だんごパフェ




こちらが、私を衝動的に魚津まで走らせた存在の「水だんごパフェ」であります。

この水だんごは、ただの白玉団子じゃございません。

水だんごは富山県黒部市生地地域で親しまれ、水だんごを見ると「夏が来たぜ!」と地元の方々が感じる夏の風物詩。言わばサマーソウルフード。黒部のTUBEみたいな存在。

材料は富山県産コシヒカリの米粉、北海道産片栗粉、美味しいお水だけ。団子についている打ち粉を流して水を切り、甘じょっぱい味に仕上げた青きな粉をかけて食べたら、それはそれは絶品なのだそう。


しかし黒部のサマーソウルフードなのに、なぜ魚津の藤吉にあるの?って疑問に思いますよね?

それは、水だんごの生みの親でもある黒部の老舗の和菓子「河田屋」さんが後継者不足に伴い2012年に閉店すると聞いた藤吉のオーナーさんが「この味を絶やしちゃならねぇ!!」って、てんやわんやしたそうです。

河田屋さんが「藤吉さんなら河田屋の味を引き継いで欲しい」ということで,水だんごの味と紋章をそのまま藤吉さんが受け継ぎ、藤吉で食せる&購入出来るようになったのです。

これは、米騒動に次ぐ「水だんご騒動」と言われる歴史的な出来事になりそうな予感がする。





そんな水だんごを、もっと多くの人・若い人に知ってもらいたいという思いから誕生したのが藤吉の「水だんごパフェ」

歯ごたえのある水だんごと、甘じょっぱいきな粉、濃厚なバニラソフトクリームの絶妙なハーモニーがたまらない。

水だんごパフェも、水だんご単体も藤吉のカフェで食べることも可能ですし、テイクアウトも可能です。





よく見る和風パフェには白玉って2、3個しかのってないのに、水だんごパフェには水だんごが12個も入っている!!
え?多くない?大盤振舞いなの?

かなりボリューミーな食べごたえのあるパフェ。米粉だから腹持ちがいいのよ。少食ガールはご飯抜きで挑むことをオススメします。

これは、富山県民なら絶対食べるべきパフェだ!どこか懐かしい昔ながらのパフェみたいな見た目だけど、水だんごを知らなかった私にとっては新しい発見でした。

そして水だんごの特徴とも言える青きな粉なのですが、1つ気になった『なぜ、水だんごには青きな粉なのか?』を藤吉さんにお聞きしました。




なぜ青きな粉なのか?


サンソン
「なぜ、水だんごには青きな粉なのですか?」



藤吉さん
「青きな粉というのは、全国的にみてもとても珍しいもののようで、東北地方と富山県・長野県・島根県の一部地域で好まれて使われています。水だんごになぜ青きな粉かというと、これは水だんご発祥の黒部市が関係しています。」



サンソン
「黒部市と青きな粉にどのような関係が。」



藤吉さん
「実は水だんごが誕生した50年以上前、黒部市では青大豆の生産が盛んでした。きな粉も大豆ではなく青大豆を使用した少し青みがかったきな粉が主流となり、地元の方に親しまれていました。水だんごに付属のきな粉も、青大豆のきな粉を使用していたのです。」



サンソン
「黒部市は青大豆の生産が盛んだったんですね!それでは今もその青大豆が有名なんですか?」



藤吉さん
「それが時代とともに青大豆を育てる農家さんが減少してしまいました。それで青大豆のきな粉が入手困難になり、そこで登場したのが着色した大豆のきな粉『青きな粉』なんです。ただ綺麗だから、涼しげだから青きな粉を使用しているのではなく、『青大豆のきな粉』があったという歴史から生まれた組み合わせなのです。」



サンソン
『そんな歴史があっただなんて知りませんでした。藤吉さんの水だんごパフェは、着色した青きな粉を使用されているおですか?』



藤吉さん
「それが、2018年8月に青大豆きな粉、復活したのですっ!!
6年前に、水だんごの元祖・河田屋さんより引き継いだ時から、「いつか、青きな粉のルーツとなった『青大豆きな粉』を復活させたい!完全な水だんごを復活させたい!!」と思い続け、試行錯誤して、ついに復活しました!」



サンソン
「え!すごい!情熱大陸に出れそうなぐらいすごいっ!」



藤吉さん
「試行錯誤し、青大豆独特の豊かな風味と旨みはそのままに、自然な緑色を少しでも残せるよう丁寧に青大豆焙煎していただきました。
色は薄い緑〜レモンイエローの間といった感じでしょうか。通常の大豆きな粉に比べると、爽やかな色味です。
味に関しては、青大豆きな粉の美味しさに改めて驚きますよ。単純に一口目で、「きな粉が美味しい!」と思わず口にでてしまうほど笑
砂糖や塩の美味しさではない、青大豆の持つ豊かな甘み・旨みが口いっぱいに広がります。」



サンソン
「私が取材時に食べさせていただいた水だんごパフェは、着色した青きな粉でしたが、それでもとってもおいしかったのに…それより更においしくなるだなんてっ!」



藤吉さん
「藤吉としても、『青大豆きな粉』の復活は、新しい挑戦です。きな粉・水だんごのルーツ、そして本当の味・美味しさをこれからも伝えていきたいと思っております。是非、復活した無着色の青大豆きな粉の水だんごをご賞味くださいませ。」



サンソン
『水だんごにかける情熱が伝わってきました!やっぱり情熱大陸出るべきですよ。藤吉には他にも食品添加物や化学調味料を使用していない商品が多くありますよね。』



藤吉さん
「藤吉のコンセプトは、『こだわりの おいしいものに 出会える場所』です。化学調味料や食品添加物不使用の商品をあえて販売しているのではなく、生産者さんがこだわって作った美味しい商品を集めて販売していたら、必然と化学調味料や食品添加物不使用の商品が多くなっただけなのです。」



サンソン
『生産者さんのこだわりを大切にした結果なんですね。藤吉が大事にしていることって他にありますか?』



藤吉さん
「藤吉が大事にしていることは、①美味しいということ ②生産者さんの思い ③商品の歴史です。なので、店内をよーく見ると、化学調味料・食品添加物使用の商品はあります。でもそれは昔から地域の方に愛されている調味料であったり、お菓子であったり…無くてはならない存在になっている、郷土の味となっている商品ばかりで、青きな粉もその一つということです。



サンソン
「青きな粉の歴史や、藤吉さんの思いを聞かせてくれてありがとうございます!より一層水だんごがおいしく感じれます!」



藤吉さん
「最後に、お知らせというか、来ていただいたお客様にお願いを載せていただけますか…?」



サンソン
「私の悪口以外でしたら受付ます!」






藤吉さん
「実は、水だんごパフェなどのテイクアウト商品を店内で落としてしまう・傾げてしまい、きな粉が全部落ちてしまうという事態が発生しておりまして…写真撮影や店内での食べ歩きに関してお知らせがあります。」



サンソン
「せっかく食べに来た水だんごパフェ落としてしまったら、ショックで3日寝込むかもしれん…」








藤吉さん
「店内の食べ歩きはご遠慮いただくことと、写真撮影は、表玄関の看板のところでお願いしますという内容の張り紙を店内に貼らせていただいたので、ご来店されたお客様にはこちらを読んでいただき、ご理解いただきたいです。」



サンソン
「おいしいものは早く食べよう!ですね。皆さん落とさず最後の一口まで水だんごパフェ堪能しましょう!」


藤吉の店内で、お惣菜やお弁当、全国から取り寄せたこだわりの商品などは購入出来ます。


私の魚津土産イチオシでもあるりんごの花というアップルパイも購入できるので、是非行ってみてください。

藤吉で購入した商品は、美味しくて珍しいものばかりなので、贈り物に大変喜ばれます。早い話が、センスのいい人って扱いを受けるから悦に浸れるのです。

「こだわりの おいしいものに 出会える場所」というコンセプトで、訪れた人をワクワクさせてくれるお店が魚津ご城下藤吉です。

皆さんも是非行ってみてください。

ADDRESS 富山県魚津市中央通2-8-8
TEL 0765-32-4249
OPEN 10:00〜18:00
CLOSE 日曜


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