みんな知ってる?2月15日はお釈迦団子を食べる日
画像引用 「麻生圓兵衛商店HP」より
こんにちは、アラキです。富山でゲストハウスを作ろうとしています。(アラキのゲストハウスシリーズ)
さてさて今日は2月15日ですが、各地でカラフルな団子がモチ撒きよろしくばらまかれ、それを拾って、家帰ってトースターでチンして食べますよね。これ、富山周辺だけの文化らしいですよ。知らなかったー!全国のやつかと思ってたー!
お釈迦様の命日2月15日の法要、「涅槃会(ねはんえ)」で撒かれるこの団子。「涅槃(ねはん)団子」またの名を「お釈迦団子」といいます。地域によって「しゃかんだご」とか「おしゃかんだんご」とか「シャカシャカだんご」とか、呼び方にアレンジが加えられます。シャカシャカポテトの語源だとかなんとか、というのは嘘。シャカシャカあたりから嘘。
これ団子は無病息災、お釈迦様のご利益があると言われています。富山の信仰深い土地柄が表れていますね~。仏壇もむちゃデカいですし。
今日はこの涅槃会に参加するためにシェアハウスのイベントで知り合った知り合ったお坊さん、坂本真也さんが副住職を務める魚津のお寺、華王寺にお邪魔してきました。
まず読経して団子をお祓いし、坂本さんのありがたいお説法を聞きます。初めてお会いした時は坊主のくせにハットを被っておられたので少し信用できないなと思っていたのですが、お仕事中の坂本さんはすごくまじめにお仕事をされており、説法も身に沁みました(ほんとに)。すいませんでした。
涅槃会には保育所の子供もたくさん参加していて、今日の団子はこの子たちが作ったそうです。子供ってお経の間ちゃんと座っていられるんですね、すごい。
説法も終わって・・・さぁ、だんご撒きです!
拾え拾え~~
子供がキャーって。テンションあげあげです。
もう混乱の極みです。絶対楽しいよなーこんなん!!アッという間に団子がなくなり、終了です。みんな10~15個くらいは拾っていました。
画像引用富山県米麦改良協会
これをトースターで焼いて食べたり、毛糸で編んだカバーに入れてランドセルにお守りとして付けます。交通安全の願いをこめて。
米粉にお湯と食紅入れて、練って丸めて蒸せば、アッというまにお釈迦団子です。ちょっと変わった形を作っても楽しいので、ぜひご家庭で作ってみてください!ゲストハウスでもみんなで作ろーっと!