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富山に足りないものは『粋』北村森氏が考える良い街とは?

公開日
更新日
執筆者
araki




こんにちは、アラキです。誰ですか、という方はアラキのゲストハウスシリーズを。





ん~?見たことあるなぁ?でも何してる人?という方は北村森さんHPを。

月刊日経トレンディ元編集長で、今はフリージャーナリスト。

富山のテレビやラジオにたくさんご出演されていた富山出身のすごい方です。


実は今回、ゲストハウスを富山県に作る際に富山に足りないものを考えて何か活かせないかと考えて、とあるイベントに参加してきました。

それが北村森さんを営業時間外の喫茶店に迎えてお話をするという面白い夜会なのです。





アラキはというと、富山に足りないものはゲストハウスと考えているのですが本質はどうなのだろうか。

各地方を回り、いろんな商品を紹介し、会社を作って地域おこし事業も行っている北村さん。

そんな地方スペシャリストの彼に、「富山に足りないものって何ですか?」と質問をぶつけてきました。

質問の答えの前にイベントのことをちょっと紹介。





この夜会の本当のイベント名は「マチノキヲク第3夜 北村森氏と考えるより良い街とは?」

あまりにカッコいい写真は、富山県最古喫茶店ツタヤと四代目オーナーの宇瀬崇さん。





仕掛け人はこの2人。カッコいい写真の宇瀬さんと、伊藤大樹君。伊藤君は以前物件を紹介してくれた方です。こちらで記事にもなっているのでぜひ。19歳で起業した志の高いワカモノで、会う人に「私は学生時代何をしていたんだ・・・」と人生を後悔させるチカラを持っています。

富山で一番古い純喫茶のオーナーとタッグを組み、商店街を盛り上げる目的で今回このイベントを開催しているのです。





夜会は17時頃にスタートしました。

集まったメンバーたちは富山の未来を担う若者が多くて、なんだか嬉しくなってきます。





適当に席に着き、一緒になった人と喫茶店イチ押しの「ツタヤライス」を食べながら席の人と自己紹介がてらお話します。

これはハヤシライスです。





チーズケーキとコーヒーも出てきて、かなり楽しい雰囲気になってきました。

富山のことや個人的な話まで大盛り上がり!





さて、会場の雰囲気があったまったところで北村森さんのお話スタート!





この写真は「始めまーす。」の最後の「す」を言った時の写真です。





北村さんは自身のことや富山のことを語るだけでなく、参加者にどんどん質問する形でトークが進んでいきます。

全員参加型のトークイベントは盛り上がりますよね。





そして後半は参加者からの質問コーナー。

わたしもここぞとばかりにこのような質問をぶつけてみました。





個人的に日本の地方の中でも何かが足りないと感じている富山県。

どうしてこんなに印象が薄いんだろう?


北村さん 「いい質問だね~~~、それはね。」












このコメントに会場は・・・。





大爆笑!

ほとんど富山出身者でしたが、わかるわかる―と頷いています。

富山には富山の良さがあるのに、背伸びして東京のまねごとをする。マネをするからとても野暮ったく見えてしまうんですよね。





東京で富山の料理を著名人に披露する会に参加したときにアーティスティックでしゃれたブリ大根が出てきた時の話を例に語ります。

「ブリ大根は大きな皿の中央にチマっと乗せて食うものじゃねぇ!」と。





私もその気が抜けませんが、富山県民の県に対する自尊心って全国最弱だと思います。

これは富山が好きという気持ちとは別で、「どうだ、いいところだろ!!」と外の人にも言える気持ち。

「このままで出していいのかな?」という不安さが余計なデコレーションを生んでしまうのかな。





でも、一方でそのまんまの富山をしっかり出している玄関口もあります。

「お、なんかディープそうな街に来たぞ・・・」と空港に降り立った人たちにもっともっとディープな富山を見せられるようにしていかなきゃいけないですね。

さて、私のゲストハウスでは何ができるかな。


今回のイベントで学んだことは、もっと自信を持って富山県をPRすること。

さらに成功したかどうかはわからないけど、富山きときと空港のような大胆なネーミング。

何も恥ずかしがることなくもっと面白いことをどんどん発信していけたらいいと思う。

そうして、母国に富山の素晴らしさ・美しさ・面白さを持って帰ってもらえるゲストハウスにしていきたいなぁ。







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