【北前船廻船問屋 森家】岩瀬にある富山を昆布好きにした場所!
どうも、編集長のサクラです。
突然ですがみなさんは、富山市の港町岩瀬がどのような場所かご存知でしょうか?
実はここは、北前船で栄えた都市で、江戸時代から明治時代にかけて日本海で貿易を行なっていました。
特に北海道からは昆布やニシン、肥料の輸入などで、富山に多くの富と文化をもたらしました。
富山県で昆布が取れないのに昆布料理が多いのも、この北前船のおかげなんです。
ということで今回は、岩瀬に現存する北前船の廻船問屋に行ってきました。
画像引用 「富山市HP」より
岩瀬の大町通りにある森家は、国指定重要文化財にもなっている日本海で活躍した北前船の廻船問屋です。
行きも帰りも荷を載せて「倍倍」に儲かることから、地元では北前船のことをバイ船と呼ばれていました。
往復で儲かるので「のこぎり商売」ともいわれ財をなしました東岩瀬港では幕末から明治にかけてが最盛期で、この森家も1878年に建築されたものです。
屋久杉の板戸、能登産黒松のはり、土間には小豆島産の巨大な1枚岩など、全国各地の材料を使った贅沢なつくりとなっています。
主屋であるオイの間の吹抜けの木組み、土蔵のこて絵など見どころ満載です。
住所
富山県富山市東岩瀬町108
電車の場合
JR富山駅北口から富山ライトレールで約25分「東岩瀬」または「競輪場前」または「岩瀬浜」下車、徒歩約10分
車の場合
JR富山駅から車で20分
北陸自動車道富山ICから車で35分
営業時間
9:00~17:00(入館は16:30まで)
休業日
年末年始(12月28日~1月4日)、その他臨時の開館・閉館あり
大人(高校生以上)個人100円
団体(20名以上)90円
小人(小学生及び中学生)個人50円
団体(20名以上)40円
そうして、港町岩瀬の街にやってきました。
こちらには富山湾展望台やオシャレな酒屋などがたくさんあり、街歩きとして楽しいところなのです。
→富山湾と立山連峰を一望「富山港展望台」
→ワインと日本酒が楽しめる!洒落た酒屋「酒商田尻本店
そんな北前船で一躍金儲けをしたのがこちらの「森家」です。
ここは国指定重要文化財にもなっていて、なんかよくわかりませんがすごい貴重なモノみたいです。
そんな北前船は行きも帰りも荷を載せて「倍倍」に儲かることから、地元では北前船のことをバイ船と呼んでいました。
そんくらい北前船は儲かったんですね。
ただ、やっぱり航海は命懸けなので、それくらいのリスクも背負っているということです。
海賊王になるのも大変ですね。
そうして、森家の館内に入りました。
すごい昭和臭がしますね。三丁目の夕日に出てきそうな雰囲気です。
火の用心なんて、今となってはあんまり見ないですよね。
畳の部屋には、船のモニュメントがありました。
あれは1人乗り用の船でしょうか?
なんか可愛くて、一瞬で波にさらわれてしまいそうですね。
昔、藤原紀香が「おしゃれは我慢」だという名言を残しました。
きっと、この船を乗っていた人は、藤原紀香のご先祖様なのでしょう。
そして、こちらがそのご先祖である森さん。
すごい怖そうな顔です。もし彼に娘がいたのなら、間違いなくその結婚相手は、八つ裂きにされるでしょう。
また、国指定重要文化財ということで、秋篠宮殿下も足を運びに来たようです。
やっぱり、ここってすごい家だったんですね。一見、ぼくのおじいちゃんの家にそっくりなんですけど。
また、だだっ広い畳には何もない空間もありましたが、暇なときはここに遊びに来て、だだっ広い畳でお昼寝するのもいいかもしれません。
もし、万が一にも北前船に興味がある人は、高岡市にある「伏木北前船資料館」もいいですね。
→【伏木北前船資料館】歴史的建造物に行ってきた
ということで、こちらの国指定重要文化財にもなっている森家は、北前船の歴史を知るのに打ってつけの場所でした。
そもそも岩瀬の町並みだけでも美しいので散歩しに行ってみるのもいいですね。
また富山の日本酒で有名な満寿泉を作っている桝田酒造店もあります。
→【富山の日本酒】地元民がオススメの地酒をまとめてみた
ぜひ大人のゆっくりとした時間を過ごしに行ってみてください。
ADDRESS | 富山県富山市東岩瀬町108 |
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TEL | 076-437-8960 |
OPEN | 9:00-16:30 |
CLOSE | 年末年始 |