上市町のサクラが新品種だということが判明!
どうも、Toyama Media Creatorのサクラです。
上市町で新品種の桜が発見されたというにゅーすがありました。
上市町石仏の嶋町神社境内に植えられているサクラが新品種だったことが、「とやまさくら守(もり)の会」と県中央植物園(富山市婦中町上轡田)の調査で分かった。
一つの花に花びらが100枚以上付く菊咲きで、濃いピンク色のボールのような花が鈴なりに咲く。
植物園は「咲き方がユニークで観賞価値が高い。
地元で大切に保存してほしい」としている。
サクラの専門知識を持つ人たちでつくる「とやまさくら守の会」と県中央植物園は毎年、県内でサクラの分布状況を調査している。
入善町吉原の国指定天然記念物「杉沢の沢スギ」の入善乙女キクザクラなど、これまでに四つの新品種の発見につながった。
新品種の確認は、特徴が似た品種の花や葉の形状を比べて行う。
上市町石仏のサクラと、同じ菊咲きのオオタザクラ、ヒヨドリザクラの差異を163項目で調べ、このサクラが独自の特徴を持つ新品種だと判明した。
石仏のサクラは、2012年に住民から同会に報告があった。
木の高さは約4メートルで、樹齢は60年以上とみられる。直径4~5センチの球状の花には100~200枚の花びらが付く。
オオタザクラやヒヨドリザクラなど他の菊咲きと比べてつぼみの開花率が高く、多くの花を付けるのが特徴。濃いピンク色の花と相まって、園芸的に優れている。
植物園によると、一般的なサクラの花びらは5枚だが、突然変異でおしべが花びらに変化して八重咲きや菊咲きの花になる。
植物園は「何度も変異を起こして花が美しい形になった。高さ約4メートルと比較的低いことから、庭木としての価値が高い」とみている。
この木に関する記録は残っておらず、現在の場所に植えられた経緯や時期、誕生の過程は分かっていない。
今後、サクラの所有者らの意向を踏まえ、同会と植物園が名前を決める。
引用 「北日本新聞」
これまでに四つの新品種のさくらが富山で発見されているなんて、知りませんでした。
ぜひ、すべてを写真に収めて、記事にしたいですね。