本のレビューをしてみる「地方にこもる若者たち」
どうも、Toyama Media Creatorのサクラです。
富山は雪だらけですね。
こんだけ雪降ってると、ぼくちゃん外出したくないんでちゅ。
はい。
ということで、今回は、富山に関する本をレビューしたいと思います。
ぼくは何を隠そう趣味が読書なんです。
読んでいるのは、ジョジョの奇妙な冒険だけではないんですね。
そんで、本日レビューするのはこちら。
「地方にこもる若者たち」
いや、まさに富山のことでしょ。
この本自体、半年前の本ですけど感想でも書いていこうと思います。
著者はというと、冴えない顔をしています。
なんでこの写真を選んだよ。
さて、では早速本題に入りますが、
なぜ若者は地方にこもってしまうのでしょうか?
それは、地方で育った若者にとって、大都市は刺激的すぎるのです。
大都会といえば、酒に煙草にあと女・・・。
のようなイメージかどうかはわかりませんが、
例えば、みんな大好きディズニーランドも、東京に住んで何回も行きたいわけではなく
年に一回行けたら、まぁいいかな?
と思っているのです。
かといって、田舎だと毎日暇。
そこで出てきた救世主がイオンモールなのです。
イオンモールの出現によって
つまらない地方<ほどほどに楽しい地方都市<刺激的な大都市
という構図が、近年発生してきました。
富山でいえば、ファボーレと高岡のイオンですね。
そんなほどほど休日を楽しむ若者が増えたことに著者は1つの警鐘を鳴らしています。
それは、地方に暮らすことによって、親に寄生してしまうことです。
地方に住んで親に依存しながら暮らすことは、確かに楽かもしれませんが
その後、親が亡くなった後はどうするのか?
つまり、地方に暮らす若者は、金銭面で苦労をせざるを得なくなります。
当たり前ですが、都会よりも地方の方が給料が少なく、年々若者の税金負担額も増えていきます。
そんな中、数年後、彼らはどうするのか?
安い給料での仕事のやりがいも快適なパラサイト生活も恒久的に続くものではなく、それはいつか、悲劇的な形で終わりが訪れるかもしれない。(本書より)
そんな若者のために、著者は「地方にこもりつつ、外に開ける生き方」を提唱しています。
どういうことかというと、今の若者たちは「空気を読むこと」に必死になっているのです。
ちまたで流行ったKYという単語ですね。
それによって、どんどん自分を押し殺して、内側にこもってしまっているのです。
なので、そんな空気を読むのではなく、他人は他人と割り切る必要があります。
そうすることで、地方にこもりつつも、多種多様な人と関わり合い、仕事をしていくのです。
仕事というのは、地方でとどまる仕事もありますが、地方から世界へ羽ばたく仕事もあります。
まぁ、地方で完結する仕事も色んな人と関わり合っていかなければなり立ちません。
まとめますと
「地方の若者よ。空気を読まずに、もっと多様性を認めて、外に開けていけ!」
ということです。
ぼくも家にひきこもっていないで、外に開けていかないと・・・。
いや、寒くて無理!!!