【高瀬遺跡公園】平安時代初期の遺跡がパットゴルフ場になっていた
どうも、編集長のサクラです。
突然ですがわたしは今、富山県のとある遺跡に来ております。
おそらく99.9%の人は遺跡なんかに興味はないでしょう。
仮に興味があるという人がいるとすればそれはきっと変態、そうわたしを含めてね。
ということで、本日は南砺市にある平安時代の遺跡『高瀬遺跡公園』について紹介します。
ちなみに富山県には他にもたくさんの遺跡がありますので、興味がある方はこちらの記事をどうぞ。
→【富山の遺跡】縄文時代から歴史的に希少な場所までまとめみた
高瀬遺跡公園は、南砺市にある水と緑に癒される広々とした美しい空間です。
天気の良い日には、園内の緑と青空に加え、背景に望める八乙女山とのコントラストは圧巻!
公園の周囲を流れる水路沿いには、季節ごとに菖蒲や水蓮が咲き誇り、訪れる人々の目を楽しませてくれます。特
また園内には南砺市埋蔵文化財センターもあり、この地の歴史に触れることもできます。
住所
富山県南砺市高瀬736
電車の場合
JR城端線福野駅から井波・庄川行きバスで10分高瀬神社前下車徒歩で5分
車の場合
北陸自動車道砺波ICから車で15分
ということで、富山県南砺市高瀬にある「高瀬遺跡」にやってきました。
1971年に文化庁の発掘調査が開始され、平安時代初期の荘園の役所が出てきたようです。
詳細が気になりスマホで調べたところ、高瀬遺跡は1972年に古代荘園跡としては日本初の国指定の史跡となったよう。マジかよ、すごいな。
近くには資料館も隣接していました。
高瀬神社の南側にあり、この一体は以前から須恵器、土師器などの土器類や銅銭が出土することが知られていたようです。
→清潔感がすごい!なでうさぎで有名な「高瀬神社」
詳しいことは読んでもよくわかりませんでしたが、とにかくスゴイという雰囲気は伝わってきました。
それでは早速、遺跡に行ってみましょう!
わりと地味です。
いや、わかっていた。わかっていたはずなのになんてインスタ映えしないんだろう。
そりゃマチュピチュ遺跡やアンコールワット遺跡みたいなのは求めていないけど、さすがにこれだけじゃ心にポッカリと開いた穴は塞がりません。
それどころか、遺跡の中にところどころこのような番号のついた棒がありました。
下を見ると穴があいているし。
なんだろう、遺跡の発掘された場所の番号かな。
川に架けられた謎の橋。
なんだか小動物専用の橋みたいですね。しかし、こんなところに必要だろうか?
ますます謎が深まるこの遺跡。
いや待てよ、番号のついた棒・川に小さな橋を作らなければならない状況・さきほど通りかかった老人たち。
なーに、簡単な答えですよ。
遺跡がパットゴルフ場になってた
なんかおじいちゃんたちが楽しそうに遺跡周辺を歩いていると思ったらパットゴルフしてたんかい!
てか遺跡をゴルフ場にしていいんかい!国指定文化財じゃなかったんかい!
しかし、ただ何にも使われないだけの空間であるなら有効活用するべき。
遺跡のパッドゴルフ化・・・最高やないか。
ということで、ぜひみなさんもパットゴルフをする際には高瀬遺跡にお越しになってください。
運が良ければ土器類や銅銭が出土するかもしれませんね。
ちなみに富山県には他にもたくさんの遺跡がありますので、興味がある方はこちらの記事をどうぞ。
→【富山の遺跡】縄文時代から歴史的に希少な場所までまとめみた
ADDRESS | 富山県南砺市高瀬736 |
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Parking | あり |