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鋳物の魅力満載!能作の工場見学&カフェに行ってきた

鋳物の製造現場から失礼します、ライターのサンソンです。


みなさんは、日本全国のお寺の鐘や銅像、仏像の95%が富山県高岡市で作られていることを知っていますか?

高岡市に400年前から伝わる高岡銅器。 加賀藩主の前田利長が高岡に城を築き、現在の高岡市金屋町に7人の鋳物師(いもじ)を招き、鋳物産業を発展させました。これが「高岡銅器」の歴史の始まりだそうな。

ひとつ賢くなりました。


そして今回は、101年の伝統を持つ鋳物と言ったらこの企業「能作 のうさく」を紹介したいと思います。

常に新しいことに挑戦している能作は、ミラノに出店したことなども話題で、富山県民ならほとんどの人が知っているんじゃないでしょうか。


そして本日は、2017年4月に産業観光をコンセプトにオープンした能作の新社屋にやってきました。

ここは高岡オフィスパーク内にあり、鋳物の歴史や能作製品を使ったカフェ、工場見学もできるという。

さっそく入ってみましょう。




TOYAMA DOORS


まず建物の中に入って驚くのが、デザイン性の高さと広さです。


富山県をかたどったプロジェクションマッピングのテーブルでは、能作の紹介だったり、富山の名産を紹介しています。最先端って感じがするぅ!

そして一番目を引くのが、壁一面に並べられたこちらです。


これは、砂型を作る時に使用する木型で、約2500型展示されています。

現在も使用しているため、時々職人さんが取りに来る姿も見られるという現役バリバリの型だ。


こんなに並ぶと、もはや芸術作品ですな。

いろいろな形があるので、見ていて楽しいし、フォトジェニックな気がします。ロッククライミングもできそう。




FACTORY SHOP


FACTORY SHOPでは、能作の職人が作った商品を、見て触れて、購入することができます。


能作といったら思い浮かべるのは、やはり「錫 すず」ですよね。

金属の中でも柔らかい部類に属し、熱伝導性に優れている錫は、食器やアクセサリーだけでなく、抗菌性の高さから医療器具としても注目を浴びています。

実は、能作で錫製品を作り始めたのは、今から13年前だそうです。意外と最近!

真鍮で仏具や茶器や華器を作るのが主流でしたが、もっと生活に身近なものを…と開発されたのが能作の錫製品の始まりだそうです。


こちらが、能作の錫製品の皮切りとなった「Tincry」です。

日本語訳は「すず泣き」。錫のお皿は自由自在に曲がるのが特徴ですが、曲げた際に鳴る音から付けられた名前だそう。名前も形も可愛い。


他にも、風鈴だったり、一輪挿しだったりと、いろいろな錫や真鍮製品が並んでいます。


中には、立山をモチーフにした、ぐい呑みも!!!能作が演出する富山らしさ、粋ですね。




IMONO KITCHEN


こちらは、「IMONO KITCHEN」カフェとなっています。

ここの特徴としては、能作で作られた錫の器で料理が出てくることなんです!


セルフサービスのお水も錫のコップを使用できる贅沢の極み。


私が注文したのは、「のベーグル食べ放題セット」

焼きたてベーグルが入った器は、自由自在に形を変えて楽しむことができる能作の商品「KAGO」です。これ使ってみたかった!

15種類以上の採れたて野菜サラダは、2種類のドレッシングが錫の器に入っています。全部欲しくなってしまう!!物欲スイッチを連打された感じ。


「の」ベーグルの「の」は、能作の「の」です。能作を噛み締めます。

ベーグルの他にも、カレーや富山らしい大門素麺、とろろ昆布おにぎりもあり、観光客の方も楽しめると思います。


「FACTORY SHOP」と「IMONO KITCHEN」は、予約なしで利用できます。

高岡の伝統的工芸品に触れながら、お食事を楽しむのはいかがでしょう?




FACTORY TOUR


ここからは、予約制の工場見学の紹介です。

こんなにキレイな場所に工場があるなんて!どうなっているのか、見てみましょう。


見学用の通路を通りやってきたのは、鋳物場。


型に砂を入れて成形しているところです。
ガラス越しに遠くから見る工場見学のイメージがあったので、感激です。職人さんの真剣な眼差しや、息づかいまで伝わってきます。


お次は、仕上げ場の見学です。

仕上げをする前と後の輝きが全然違います。職人さんの手でキレイに加工されていく様子を目の前で見ることができます。


能作の職人さんを見ていると、あることに気が付きます。

そう、若い方が多いのです。

現在の職人さんの数は、50人。平均年齢はなんと33歳!!


能作で働きたい!と思い全国から集まった若い職人さんが技術を磨き、新しい感性で能作の商品をこの世に生み出す。素晴らしい!

職人さんの中には、小学生の時に能作の工場見学に来て、そこから鋳物職人になりたいと夢見て、実際に能作の職人となった女性もいらっしゃるそうです。

日本の各地で、伝統工芸の継承が危ぶまれているなか、高岡市の能作は、職人さんが増えているのだ!




NOUSAKU LAB


こちらは「NOUSAKU LAB」

砂を使った成型鋳造で、錫の製作体験ができるコーナーです。(工場見学とともに、こちらも要予約。)

能作の職人さんたちが毎日行っている造型・鋳造を、錫の物作りで体感できます。


私が見学させてもらった時は、夏休みということもあり体験に来ている小学生が沢山いました。


私も次回は、錫のぐい呑作りにチャレンジしたい!!!

お子さんから大人まで幅広い世代の人に、そして県外の人だけでなく、富山県民にも楽しんでもらえる施設だと思います。


素晴らしい伝統工芸の会社が、富山県高岡市にあるということは富山県民にとって大変誇らしいことだと強く感じました。

日本に、いや世界に誇れる会社が高岡にはあるんです!

工場と地域の魅力を伝える観光施設をひとつにまとめ、伝統技法と職人の志を五感で楽しむ場所、「能作」に、みなさんも足を運んでみてください。

     

ADDRESS 富山県高岡市オフィスパーク8-1
TEL 0766-63-0001
OPEN 10:00-18:00
(工場見学9:30-17:00 鋳物製作体験10:00-17:00)
Parking あり(普通車22台 大型2台)

この記事の著者

SANSON

SANSON

太平洋育ちが2011年に富山へ移住!
雨乞いならぬ日照り乞いを職業として常に富山の鉛色の空と戦っています。
富山の曇り空に暴言吐いている人を見かけたら間違いなくそれは私、サンソンです。

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