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【氷見うどん】独特のコシ!通販でも買える海津屋のうどんを食べてみた

公開日
更新日
執筆者
SAKURA

「のどごし」と聞くとビールよりうどんを思い浮かべるライターのサンソンです。


突然ですがみなさんは、富山県氷見市にはある郷土料理が有名なことをご存知でしょうか?

氷見と言えば、寒ブリ・氷見牛・氷見カレーなどたくさんありますが、なんと言っても歴史があるのが「氷見うどん」です。

独特の強い腰が他のうどんと違い、その理由は「手延べ」という製法でつくられているということ。一般的な「手打ち」とは少し作り方が違うのです。

ということで本日は、そんな氷見うどんについて実際に食べてみた味などを紹介していきたいと思います。

目次


1. 氷見うどん
2. 食べられる場所
3. 購入方法は?
4. 食べてみた
    4.1. そのお味は?
5. まとめ


1. 氷見うどん

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氷見うどんは、富山県氷見市周辺の郷土料理です。

作り方は稲庭うどんと同じで、竹によりながらかける手縫いで油を塗らない方法で作られます。

ルーツは輪島のそうめんで、1751年に「高岡屋」が輪島から技法を取り入れて作り始めたとされいます。

元々は「糸うどん」との名称で、他の手延べうどんとは異なり、最後まで手で撚りをかける特徴があり、高岡屋においては『一糸伝承』の名で現在も販売されていました。

このうどんは加賀藩御用達のうどんであり、商品名の通り製法は家伝のものでしたが、現在は伝統的なものと手延べによるものの2種類が一般に販売されています。

一般的な手延べうどんの場合、麺が折れにくいようあえてコシを出さない場合が多いですが、氷見うどんは両者ともに生地に対して力を加え練り上げるため、手延べの滑らかさと手打ちのコシが特徴です。




2. 食べられる場所

もちろん氷見市のいろんなお店に行けば、だいたいは氷見うどんが提供されています。

一番手軽に氷見うどんが食べられるお店といえば、ひみ番屋街ですね。

あとは、氷見うどんの製造元「海津屋」で運営しているお店が「うどん茶屋 海津屋」がおすすめです。

本社の敷地内にある店舗は、白を基調とした爽やかな外観。店内は木のぬくもりが感じられる落ち着いた雰囲気です。おいしい氷見うどんの味を求めて、地元の方のみならず、多くの観光客も訪れます。




3. 購入方法は?

そんな氷見うどんですが、わざわざ富山県に食べに来るのも大変ですよね。

やっぱり本場で食べればそれに越したことはないのですが、今の時代は通販でも簡単に手に入れることができます。

氷見うどんはいろんなところが作っていますが、やっぱり海津屋のものが種類も多く一番おすすめで、オリジナルのつゆが付いているのも特徴です。

ネットで調べてみたところ、Amazonでも楽天でもYahoo!ショッピングでも気軽に購入できます。





4. 食べてみた

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ということで、そんな氷見うどんを実際に買ってみました!

購入したのは海津屋の氷見うどんで、オリジナルのつゆまで入っているので、うどんの食感どころか味まで本格的というわけです。

これはお土産とかお中元にも使えそうですね。


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うどんというと、みなさんおなじみの「手打ち」が一般的です。

粉を練り上げた生地をこねて踏んで伸ばして包丁で切る光景は、テレビとかでも見たことがあるかと思います。

しかし、氷見うどんは「手延べ」という手法を使っています。

棒やロープのように長くして、何度も引き伸ばすことで、より細い麺となり、のど越しが良くなるんですね。

ただ、手延べって手間がかかるんです。「手延べ」の作業は「手打ち」に比べて十数倍は手間がかかる製法のため、手延べで作る「氷見うどん」は“幻のうどん”と呼ばれていました。

まぁ今は機械化が進んでいるので、手軽に食べることができるんですけどね。


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それではこちらの氷見うどんを食べてみることにしましょう。

やっぱり、うどんにはこれくらいデカい鍋がいいですよね。こちらのでっかい鍋は、おばあちゃんに借りました。

ちなみに「氷見うどん」は、日本3大うどんと呼ばれることもあります。

一般的には日本3大うどんというと、「讃岐うどん(香川県)」、「稲場うどん(秋田県)」、「水沢うどん(群馬県)」が選ばれることが多いんですが、やっぱりその味がおいしいから呼ばれることがあるのです。


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まぁ日本3大うどんと言っているのは、富山県民だけかもしれませんけどね。

実は富山県には高岡大仏という大仏もあって、そちらも日本三大仏と言われています。(たぶん富山県民だけ)
【高岡大仏】日本三大佛の一つだというその真相とは!?

ということで、いざ氷見うどんを鍋にぶちこみましょう。

今回食べるのは細麺なので、沸騰したお湯の中へうどんをほぐしながら入れ、ふき上がったら少し火を弱め、約6~7分でゆで上がります。




4.1. そのお味は?

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盛りつければこんな感じ。




うまそぉー!!!


つゆも海津屋のもので、シンプルにあとは薬味だけでいただきます。

その食感は・・・。


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独特の強いコシと粘り、モチモチした弾力性と「手延べ」の良さであるツルンとしたのど越しと歯ごたえ、風味。

まさに富山県が生んだ『すごいうどん』だな。

まぁ実際に氷見まで足を運んで食べていただければいいのですが、そんなはるばる来れない方は自分で茹でても全然本格的でした。

てか茹でるだけなので、本場で食べなくてもネットで買えばいいよ。





5. まとめ

ということで、こちらの氷見うどんはなかなか本格的な味のうどんでした。

最近では冷凍食品のうどんのレベルも上がってきて、もうそっちで大満足していたのですが、たまには乾麺もいいですね。

ぜひ一度、氷見うどんとやらを食べてみてください。

ちなみに富山県には他にも様々なグルメやお土産があります。ぜひこちらの記事も参考にしてみてください.

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