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特殊仕様な設計など北陸新幹線にまつわる5つのトリビア

公開日
更新日
執筆者
SAKURA

どうも、Toyama Media Creatorのサクラです。


無事、北陸新幹線が開通しました。

ただ、みなさんは一体どれくらい北陸新幹線のことを知っているでしょうか?

ということで、今回は、あまり知られていない北陸新幹線トリビアをご紹介します!

この知識を披露して、今なら合コンで使えますね。

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1.東京〜金沢間で周波数が3回変わる

北陸新幹線は、「軽井沢―佐久平」間、「上越妙高―糸魚川」間、「糸魚川―黒部宇奈月温泉」間でそれぞれ周波数が切り替わります。

というのも、その区間で、管轄する電力会社が変わるからです。


東京駅から軽井沢駅までは東京電力

軽井沢駅から上越妙高駅までは中部電力

上越妙高駅から糸魚川駅までは東北電力

糸魚川駅から金沢駅までは北陸電力 です。


電力会社によって周波数は違い、東京電力と東北電力が50Hzで中部電力と北陸電力が60Hzなので、こんなややこしいことになるのだ。




2.北陸新幹線の車両は2つの周波数に対応

それで、周波数が違うと少々問題があります。

というのも、50Hz対応の車両は60Hz対応では使用できないのだ。

その逆もしかりです。

つまり、2つの周波数に対応した車両が必要となるのです。


北陸新幹線では、異なる周波数同士が接触しないよう絶縁部分を設けたり、専用の保護装置などを開発したりと、かなりのコストがかかったようです。




3.JR東西の境界で駅員が変わる

ややこしいのは周波数だけではなく、乗務員の運用もです。

北陸新幹線のルート上で、JR東西の境界がどこかをご存知でしょうか?


答えは上越妙高駅。

東京方面から向かった場合、ここまでがJR東の管轄となり、同じ新潟県内なのに、糸魚川駅はJR西のエリアなのです。


言ってしまえば、JR東日本とJR西日本は別会社なので、従業員も別です。

ただ北陸新幹線の場合、運転手や車掌など乗務員は境界線でない上越妙高駅では交代せず、長野駅で交代する。

長野駅だとすべての列車が停車するためらしいのだが、JR西の乗務員がJR東の管轄する駅まで「出勤」することになるので変な感じですね。

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4.北陸新幹線はJR東日本のモノなのかJR西日本のモノか?

JR東西にまたがる北陸新幹線は、車両も両社が共同で開発しました。

最新型では、E7系とW7系がありますが、EはJR東が所有する車両で、WはJR西。

つまり、East(東)とWest(西)の頭文字だ。


なので北陸新幹線は、E7系ともW7系とも言います。


ちなみ、九州新幹線に使用されているN700系のNはNouth(北)というわけではありません。

NはNew、あるいはNextの頭文字らしいです。

こちらもややこしいですね。




5.東京―直江津なら北陸新幹線より北越急行のほうが早い

新幹線開業で役目を終えたとして「はくたか」は廃止となった。

乗客のほとんどを新幹線に奪われる同社が、起死回生の一手として打ち出したのが超快速列車「スノーラビット」だ。


スノーラビットは、越後湯沢から十日町を経由し、直江津へと向かう。

スノーラビットは東京から直江津まで2時間26分。

一方、北陸新幹線は2時間30分で料金も1470円高い。

直江津に行くことだけを考えるなら、必ずしも北陸新幹線がいいわけではないのですね。

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ということで、他にも新幹線開業によって、大阪よりも東京の方が早く着くなど。

今後、人の移動がどうなるかが気になってきますね。

構想浮上から半世紀の時を経て、いよいよ幕が上がった北陸新幹線。


開通は、スタートです。

これから富山県はどう進化していくのか楽しみです。

参照URL→http://www.nikkei.com/article/DGXMZO83651200V20C15A2000000/

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